依存型彼女 ( 黄 )

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夜の道路は車も少なく、



街のキラキラした景色を見ながら



内心すごい！都会って感激してると




中間さんは笑いながら 物珍しいん？って聞いてきた。




♡「 夜景がキレイ！こんな景色地元じゃなかなか見ないからっ 」




淳「 だいぶ元気でたやん。良かった、 」




そう言って、中間さんは純粋なんやなって言いながらミラー越しに目を合わせてくれた。





淳「 なぁ、Aちゃんはどうして大阪に来たん？ 」




♡「 私、就活で来たんです！ 」




そこで、就活の話と地元の広島の話。


通ってる高校の話をした。




中間さんはきっと面白くないだろうに



静かに聞いて、たまに笑ったりして



私の話を聞いてくれた。




♡「 中間さんは？学生さんですか？ 」




淳「 …秘密。でもAちゃんより大人やで。 」




♡「 え？…、中間さん何歳なんですか？ 」




淳「 何歳にみえる？ 」




♡「 ん？20歳！ 」




淳「 …(笑)ありがとう、残念やけど26歳のおっさんやで！ 」





♡「 …うっそ！うそ！だって若くてかっこいいもん、っ、あ…// 」





淳「 Aちゃん、顔真っ赤やで(笑)かわええな 」





♡「 からかわないでくださいっ 」





そんな他愛ない話をしていて



あっという間に梅田に着いた。




すごく楽しくて、さっきまでの悲しい気持ちは今は全くない。



そのせいか、まだお別れしたくない。



もっとお話したい。そう思っている自分がいた。

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