依存型彼女 ( 黄 )

行動 ページ20

大阪から帰って、



私はある勉強を必死でしていた。




「 はい、A！この人の名前は？ 」




♡「 えっ、と！あの、あれ！ジャニーズの！ 」




「 ここに乗ってる人はみんなジャニーズ！ほらっ、ふ？ 」




♡「 ふ、ふじい！！ふじい…、あのキラキラ星のひと！藤井流星！！ 」




「 そうそう！はい、この人は？ 」




♡「 ここここここ、こたき！ 」





私はあれから、ジャニーズ大好きな友達に




ジャニーズの先生として休憩時間



みっちり、色んなことを教えて貰っている。




「 ねぇ、なんで急にジャニーズにはまったの？しかも関ジュ 」




♡「 ふふっ、好きになったんだから仕方ないじゃん。 」




あれから、沢山考えた。



でも、やっぱり中間さんのこと忘れられない。




電話も来ないけど、



一緒に過ごした数時間は本当だから。





せめて、ファンとしてこうやって応援しよ。




こっそり。




って、前向きに考えた結果。




♡「 えーと？この人は？ん？ねぇ、この中間さんのお隣にいる方はどなた？ 」



「 は！？昨日あんだけ覚えてたじゃん！桐山照史！Aのお気に入りの中間さんの相方だよ！ 」




♡「 あ！そうだった！どうしよう…、桐山さん…。失礼なこと言っちゃった。 」




エスパーで聞こえたかもって



ぶつくさ言ってると 授業を知らせるチャイムがなった。

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