58話 ページ9
「キルア！お前の兄貴だかなんだか知らねぇが言わせてもらうぜ！そいつは馬鹿野郎でクソ野郎だ聞く耳持つな！」
『え』
思わず声のする方へと顔を向けた
声の主はレオリオで、黒服に立ち塞がられながらもキルアへと話しかけていた
「ゴンと友達になりたいだと！？寝ぼけんな！」
レオリオはキルアを指さした
「とっくにお前らダチ同士だろうがよォ！！！」
「！」
「え？」
『レオリオ…』
「少なくともゴンはそう思ってるはずだぜ！」
「そうなの？」
「あったりめぇだバーカ！」
『ちょ、レオリオ』
ここまでイルミに暴言を吐ける人を初めて見たため慌てていた
(下手したら殺されかねないのに…！？)
「そうか…参ったな。あっちはもう友達のつもりなのか…」
イルミは顎に手を当て考える素振りを見せた
「よし、ゴンを殺そう」
「『！』」
その発言に何人かが反応した
イルミは右手に針を構えた
「殺し屋に友達なんていらない。邪魔なだけだから」
「彼はどこにいるの？」とイルミは外へと続く扉へと向かって行った
審判が慌てて止めるもイルミが放った針によって顔の形が変形してしまった
イルミが「どこ？」と聞くと審判は「隣の控え室に」と答えた
そのままイルミが進もうとすると、扉の前に立ちはだかる人がいた
ハンゾー、クラピカ、レオリオの3人だ
(3人とも…そんな、私は何も出来ないで…)
Aはその場に立ちすくんだまま動けなかった
「参ったな。仕事の関係上おれは資格が必要なんだけどなぁ。ここで彼らを殺しちゃったら俺が落ちて自動的にキルが合格しちゃうねぇ。あぁ、いけない、それはゴンを殺っても一緒か、うーん」
「そうだ！まず合格してからゴンを殺そう！」
そう放つイルミにキルアは肩を震わせた
「それなら仮にここにいる人を殺しても俺の合格が取り消されることは無いよね？」
「うむ、ルール上は問題ない」
ネテロは答えた
「聞いたかい？キル。俺と戦って勝たないとゴンを助けられない。友達のために俺と戦えるかい？」
そう言ってイルミはキルアへと近づいた
「できないね。なぜならお前は友達なんかより今この場で俺を倒せるか倒せないかの方が大事だから」
「！」
「そして、もうお前の中で答えは出ている。俺の力で兄貴は倒せないと。勝ち目のない敵とは戦うな。俺が口を酸っぱくして教えたよね？」
そう言ってイルミはキルアに手を伸ばした
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ろば(プロフ) - 蜜柑。さん» 大丈夫です！届いてますよ〜！ありがとうございます！ (8月6日 18時) (
レス) id: 1eb48e2d70 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑。(プロフ) - ありがとうございます！返事送れましたか？（💦） (8月6日 12時) (レス) id: 7635f584c7 (このIDを非表示/違反報告)
ろば(プロフ) - 蜜柑。さん» コメントありがとうございます！励みになります、、嬉しいです、、！ボードの方返信させて頂きました！ありがとうございます！ (8月5日 21時) (レス) id: 1eb48e2d70 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑。(プロフ) - こんにちは！とても面白いです！これからも頑張ってください！もしよければ会話したいです、ボードに話しかけるのは駄目でしょうか？ (8月5日 20時) (レス) id: 7635f584c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろば | 作成日時：2023年6月18日 0時
