95話 ページ47
「気のせいかな、君が消えたように見えたんだが♦」
ヒソカは笑みを浮かべ立ち上がり、右手を顎に添え考える素振りを見せた
「いや、それは表現が正しくないな…♣目の前にいてボクに蹴りをくれたはずの君が、一瞬にして背後にいた…って言うのが1番近い表現だと思うんだが、まだ何か違う気がする♠違和感、そうだな、何か基本的な物を見落としている感じかな♦」
「無駄だね。ただ逃げてばかりのお前では謎は解けない。何にせよ、もう待たない。次で腕を頂くぞ」
脅しなのか、本気なのか
それでも本気を出そうとはしないヒソカにカストロは眉を顰めた
「まだ勿体ぶるなら、それも良かろう。その程度の使い手だったと思うまでだ」
カストロが両手を牙のように構えた
その構えを見て、会場は盛り上がりを見せた
「出たぞ！虎咬拳！」
「カストロが本気になったぜ！」
虎咬拳、達人なら大木を真っ二つにするほどの力を出す技
「行くぞ！」
カストロがヒソカの元へと走り出す
ヒソカはカストロを見つめたまま、左腕を差し出した
「！？」
「あげるよ♦」
「余裕か、それとも罠のつもりか！どちらにせよ腕は貰った！」
カストロは一瞬驚いた表情を見せたが、そのままヒソカの元へと向かい、左腕を両手で挟もうとした
が、その場でカストロは消え、またヒソカの背後へと回った
「こっちのな」
そう言うと、カストロはヒソカの右腕を切り飛ばした
『？いま、』
Aは一瞬、カストロの気配が2つに感じたような気がした
だがそれよりもヒソカに驚いていた。
ヒソカなら避けるかと思っていた。まさか腕を持っていかれるなんて
《ヒソカ選手の右腕が飛んだー！！》
会場にいた観客が悲鳴をあげた
《かつて、これ程苦戦するヒソカ選手を見たことがあるでしょうか！これは恐らく、相当なダメージです！》
ヒソカは上から落ちてきた自分の右腕を左手でキャッチした
『苦戦はして無さそうだけど』
ヒソカの不気味な笑みを見てAは呆れた顔をした
「なるほど、君の能力の正体…"ダブル"だろ？♣」
「流石だな。その通りだ」
「ダブル？どういう意味だ？」
キルアは首を傾げた
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ろば(プロフ) - 蜜柑。さん» 大丈夫です！届いてますよ〜！ありがとうございます！ (8月6日 18時) (
レス) id: 1eb48e2d70 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑。(プロフ) - ありがとうございます！返事送れましたか？（💦） (8月6日 12時) (レス) id: 7635f584c7 (このIDを非表示/違反報告)
ろば(プロフ) - 蜜柑。さん» コメントありがとうございます！励みになります、、嬉しいです、、！ボードの方返信させて頂きました！ありがとうございます！ (8月5日 21時) (レス) id: 1eb48e2d70 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑。(プロフ) - こんにちは！とても面白いです！これからも頑張ってください！もしよければ会話したいです、ボードに話しかけるのは駄目でしょうか？ (8月5日 20時) (レス) id: 7635f584c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろば | 作成日時：2023年6月18日 0時
