93話 ページ45
会場の席に着き、しばらく待つとキルアが戻ってきた
「やべ、もう始まってる？」
中央のリングには既にカストロとヒソカが立っており、
あまりの歓声の凄さにキルアは試合が始まったのかと思い慌てて席に座った
『大丈夫、今出てきたところ』
Aがそう言うとキルアはホッとし中央のリングを見た
《さぁーいよいよです！ヒソカ選手VSカストロ選手因縁の決戦！》
『どうだった？あの黄色い人』
「え？」
キルアはAを見た
Aはリングで何かを話すカストロとヒソカを見つめたまま話しを続けた
『あら、見に行ってきたんじゃないの？』
「うわ、バレてら」
キルアもリングへと視線を移した
「そうとうやるよ、あのカストロって奴。俺がアイツの階に着いた時点で俺の気配に気づいてたんだぜ。仕掛けのわかんねぇ能力使うしさ」
『へぇ、そうなの』
「…真面目に聞いてんのかよ？もっとなんかねぇの？」
『私より強いと思う？』
その言葉にキルアは少し悩んだ
カストロの実力は戦績くらいしか知らず、
まだちゃんと見たわけでも無いので彼の強さがどれくらいのものなのか判別ができないからだ
「どーだろ、俺にはわかんねぇってだけだし、姉貴ならどんな能力かすぐ分かっちまいそうだしな。カストロの試合、まだ見た事ないし」
『…そう』
「もし姉貴より強かったらどうする？」
キルアは体を少しA側に寄せると小声で話した
Aはそうね、と言うとキルアと同じように体を少し寄せ、顔はリングを見たまま
『私も200階まで登って、やっちゃおうかしら』
「…こわ」
「やっちゃおう」を「殺る」という言葉にしか聞こえなかったキルアは引きつった笑みを浮かべた
『ほら、始まるわよ』
「始め！！」
審判が手を振り下ろし、2人の試合が開始した
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ろば(プロフ) - 蜜柑。さん» 大丈夫です！届いてますよ〜！ありがとうございます！ (8月6日 18時) (
レス) id: 1eb48e2d70 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑。(プロフ) - ありがとうございます！返事送れましたか？（💦） (8月6日 12時) (レス) id: 7635f584c7 (このIDを非表示/違反報告)
ろば(プロフ) - 蜜柑。さん» コメントありがとうございます！励みになります、、嬉しいです、、！ボードの方返信させて頂きました！ありがとうございます！ (8月5日 21時) (レス) id: 1eb48e2d70 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑。(プロフ) - こんにちは！とても面白いです！これからも頑張ってください！もしよければ会話したいです、ボードに話しかけるのは駄目でしょうか？ (8月5日 20時) (レス) id: 7635f584c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろば | 作成日時：2023年6月18日 0時
