91話 ページ43
｢う、ウィングさん｣
｢いきなり脅かすなよ…｣
あぁ、この人が、とAはこっそりウィングを見ていた
その隣にはゴンやキルアよりも小さめの少年が立っていた
｢…ゴンくん！？腕の怪我はもういいんですか？｣
ウィングはゴンのギプスの取れた腕を見て驚いた
｢は、はい！もう大丈夫です！｣
そう言ってゴンは腕をグルグルと回した
(なんという回復力だ…)
ゴンの回復力に驚いていたウィングにキルアが話しかけた
｢治ったんだから、試合見てもいいよな？｣
いいえ、とウィングは即答した
｢私がゴンくんに言い渡した期間は2ヶ月です。ゴンくん、君はあと１ヶ月、点のみの修行と万全の回復に専念しなさい。｣
「あ、はい。わかりました。」
｢しゃあねぇな。試合は録画しとくとして、俺だけでも…あ！｣
ゴンと試合を見ることが出来なくなったキルアは一瞬落ち込んだが、何かを閃いて隣にいるAを見上げた
「ゴンの代わりに姉貴が見ればいいじゃん！試合！元々見るつもりだったんだろ？」
『え、私？でも、それはゴンの分のチケットでしょ？』
「俺は別に構わないよ！勿体ないから見てきなよ！」
2人に押され、渋々Aは頷いた
その光景を横から見ていたウィングはAに話しかけた
「もしかして、貴女がキルア君のお姉さんですか？」
『…はい。ウィングさんですよね、少しだけですけどお話聞きました。お世話になってるようで…』
Aと申します。と言うと軽く頭を下げた
「私も2人から話を聞いています。どうぞよろしく…ズシ、挨拶を」
ウィングが隣にいた少年に挨拶をするように言うと、慌ててAを見上げた
「お、押忍！自分はズシって言います！よろしくお願いします！」
『よろしくね』
(無表情だけど綺麗な人だなぁ…)
ズシはAをまじまじと見つめてしまったが、キルアの痛い視線に気づき慌てて顔を逸らした
「じゃ、私はこれで」
ウィッグはそう言うとズシと共にその場を去っていった
「俺も部屋に戻るよ、2人共楽しんで！」
そう言ってゴンも走って部屋へと戻っていってしまった
「いや、楽しむもんじゃねぇ気が…」
『ゴンの分まで頭に叩き込むしかないわね』
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ろば(プロフ) - 蜜柑。さん» 大丈夫です！届いてますよ〜！ありがとうございます！ (8月6日 18時) (
レス) id: 1eb48e2d70 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑。(プロフ) - ありがとうございます！返事送れましたか？（💦） (8月6日 12時) (レス) id: 7635f584c7 (このIDを非表示/違反報告)
ろば(プロフ) - 蜜柑。さん» コメントありがとうございます！励みになります、、嬉しいです、、！ボードの方返信させて頂きました！ありがとうございます！ (8月5日 21時) (レス) id: 1eb48e2d70 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑。(プロフ) - こんにちは！とても面白いです！これからも頑張ってください！もしよければ会話したいです、ボードに話しかけるのは駄目でしょうか？ (8月5日 20時) (レス) id: 7635f584c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろば | 作成日時：2023年6月18日 0時
