90話 ページ42
『お待たせ』
会計を済ませたAが戻り、3人は闘技場へと向かった
「俺たちはこのままヒソカ戦見に闘技場行くんだけど、姉貴は？」
『私はチケット持ってないから、ロビーのテレビで見ようかと思って』
そっか、とキルアは頭の後ろで手を組んだ
「やっぱりAもヒソカの戦い気になる？」
ゴンがAにそう聞くと、そっと頷いた
『…まぁ、少しだけ。あんな奇抜な格好した人がどうやって戦うか気にならない？』
好奇心よ、とAは言った
「やっぱり気になるよね！…で、キルア、相手はどんな人なの？」
あ、そうそう、とキルアはさっき話していたヒソカの話の続きを始めた
｢対戦相手は“カストロ”ってんだけど、2年前にこいつが唯一ヒソカからダウンを奪っている男だ。しかもこのダウン含めて、ヒソカが取られた4ポイントのうち、3ポイントがこいつからなんだ。｣
｢ヒソカから3ポイントも…｣
『カストロ…？』
どこかで聞いたような、とAはグルグルと考えてみるが、気のせいかと思いそのままにした
「因縁の対決ってヤツだな」
3人は闘技場へと続くエスカレーターへ乗り、上へと上がって行った
｢これで多少は、ヒソカの戦い方が分析できるぜ。本気のヒソカが見られるかもよ。｣
うーん、とゴンは考える素振りを見せた
『もしかして、約束のこと気にしてるの？』
「うん…いいのかなぁ」
ゴンはウィングとの約束を思い出していた
《今日から2ヶ月間、一切の試合を禁じます。念の修行及び念について調べる事も許しません。》
念の使い手であるヒソカの試合を見るということは、念を知る手段のひとつになってしまうのではと考えていた
不安げな様子のゴンにキルアは後押しをした
｢大丈夫にきまってんだろ！ただ試合を見るだけなんだから｣
『…あっ』
ゴンとキルアの後ろに立っていたAがエスカレーターの上を見た
登りきった先には、眼鏡をかけた男性が険しい表情で立ちこちらを見ていた
｢｢！？｣｣
ゴンとキルアは驚きで固まり、Aはそっととキルアの横へとズレた
｢ダメです。試合観戦も年を調べる行為に相当します。｣
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ろば(プロフ) - 蜜柑。さん» 大丈夫です！届いてますよ〜！ありがとうございます！ (8月6日 18時) (
レス) id: 1eb48e2d70 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑。(プロフ) - ありがとうございます！返事送れましたか？（💦） (8月6日 12時) (レス) id: 7635f584c7 (このIDを非表示/違反報告)
ろば(プロフ) - 蜜柑。さん» コメントありがとうございます！励みになります、、嬉しいです、、！ボードの方返信させて頂きました！ありがとうございます！ (8月5日 21時) (レス) id: 1eb48e2d70 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑。(プロフ) - こんにちは！とても面白いです！これからも頑張ってください！もしよければ会話したいです、ボードに話しかけるのは駄目でしょうか？ (8月5日 20時) (レス) id: 7635f584c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろば | 作成日時：2023年6月18日 0時
