54話 ページ5
※夢主のトーナメントがあるため順番が少し変わります。
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「第二試合！A対ポックル！」
「頑張れよ！」
『う、うん』
レオリオに背を叩かれ前へと出たA
『お手柔らかに…お願いします』
「あ、あぁ」
Aの顔は無表情だったが、内心はかなり荒れており変な汗までかきそうになっていた
(き、緊張する！いつも仕事の時は兄さんくらいにしか見られてなかったから、こんなに大勢に見られるなんて…心臓無くなりそう…)
不安が思わず顔に出そうになりこっそり下唇を噛んだ
大勢の場であるほど緊張しがちな繊細な心の持ち主だったのだ
「始め！！」
黒服の審判の合図と共に2人の周囲の空気が少し重くなった
お互い出方をうかがい、動かずにいた
Aはポックルを見つめたままどう動くか考えていた
(どうしようかな…参ったと言わせるにも…武器を使うか？)
ナイフを使おうとポーチへ手を伸ばそうとしたが、その手は止まった
(ま、待てよ、これそこらじゃ出回ってないナイフなんだよな…もし使ったとしてキルに見られたらバレるんじゃ…？)
Aが愛用している小型のナイフは特注品であり、
同じ形のものはそう出回っていなかった。
何度かキルアと仕事を共にしたので見られている可能性は十分にあった
(わ〜迷う、ハンゾーみたいに体術でねじ伏せることできるかな…)
そう考えているうちにポックルが先制を仕掛け、気づけば目の前にポックルの足が見えて後ろへと飛び退いた
少しつま先が鼻先をかすっただけで当たりはしなかった
「考え事か？随分余裕なんだな」
『あはは、ごめんね』
そのままポックルが何度も攻めてくるが、Aはどう倒すか考えながら交わし続けた
(なんだコイツ、当たる直前までは隙だらけなのにいざ当てようとすると全然当たらねぇ…！)
(あ、今じゃない？)
戸惑いと焦りを感じ始めたポックルをAは見逃さず、
即座に後ろへと回った
「！」
『えい』
ポックルは後ろを振り向いたが遅かった
既にAは体制を低くしており、足払いを食らって倒れた
「くっそ…！」
『考え事してた？』
「！」
Aはポックルの胸へナイフをかざした
『随分と余裕なんだね…なんて』
真似しちゃった、とAは薄く笑った
ポックルは一瞬感じた殺意におののき、あっさりと降参した
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ろば(プロフ) - 蜜柑。さん» 大丈夫です！届いてますよ〜！ありがとうございます！ (8月6日 18時) (
レス) id: 1eb48e2d70 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑。(プロフ) - ありがとうございます！返事送れましたか？（💦） (8月6日 12時) (レス) id: 7635f584c7 (このIDを非表示/違反報告)
ろば(プロフ) - 蜜柑。さん» コメントありがとうございます！励みになります、、嬉しいです、、！ボードの方返信させて頂きました！ありがとうございます！ (8月5日 21時) (レス) id: 1eb48e2d70 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑。(プロフ) - こんにちは！とても面白いです！これからも頑張ってください！もしよければ会話したいです、ボードに話しかけるのは駄目でしょうか？ (8月5日 20時) (レス) id: 7635f584c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろば | 作成日時：2023年6月18日 0時
