87話 ページ38
周りの人々が彼を見ると同時に、自然とAの方にも視線が刺さっていた
(これって、デジャブって言うのよね…？)
ハンター試験の時以来に大量に視線が刺さり、心臓が握りつぶされそうになっていた
『そ、それじゃあ、失礼します』
｢あぁ、お気をつけて｣
彼は優しく微笑み、Aは逃げるようにその場を去った
(人混み嫌すぎる…！)
・
・
｢姉貴！｣
無事外に出て胸をなでおろしていると、小さな姿がこちらへ向かってきた
『…ゴン、キル』
｢A、久しぶりだね！｣
ゴンはAの手を取りブンブンと上下に降った
｢俺たち楽しみにしてたんだ〜！ね！キルア！｣
｢お、俺に振るなよ！｣
キルアは以前Aに熱い言葉を(？)かけてしまったがために気まずくなっていた
顔ごと目線を逸らすキルアにAは首をかしげた
『…ごめんなさい、キルは嫌だった？』
｢は！？そんな訳ねぇじゃん！！楽しみだったし！！｣
｢ほらね｣
キルアは自分をニヤニヤしながら見つめているゴンの頭にゲンコツを落とした
いてぇ〜！と頭を抑えるゴンと睨みつけるキルアにAは少し吹き出した
『仲が良さそうでよかったわ』
｢…おう｣
そんな時、ゴンのお腹から空腹を知らせる大きな音がなった
｢えへ、お腹すいちゃった｣
『ご飯、食べに行こうか』
うん！とゴンは先に走り出した
｢アイツホント自由だな…｣
『そうね…キル、』
ん？とキルアはAを見上げた
『私もね、2人に会えるの、楽しみにしてたのよ』
少し恥ずかしそうに笑ってAも歩き出した
｢…俺の姉貴、絶対モテるじゃん…｣
キルアは右手でにやけそうになる口を塞ぎ、駆け足で2人を追った
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ろば(プロフ) - 蜜柑。さん» 大丈夫です！届いてますよ〜！ありがとうございます！ (8月6日 18時) (
レス) id: 1eb48e2d70 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑。(プロフ) - ありがとうございます！返事送れましたか？（💦） (8月6日 12時) (レス) id: 7635f584c7 (このIDを非表示/違反報告)
ろば(プロフ) - 蜜柑。さん» コメントありがとうございます！励みになります、、嬉しいです、、！ボードの方返信させて頂きました！ありがとうございます！ (8月5日 21時) (レス) id: 1eb48e2d70 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑。(プロフ) - こんにちは！とても面白いです！これからも頑張ってください！もしよければ会話したいです、ボードに話しかけるのは駄目でしょうか？ (8月5日 20時) (レス) id: 7635f584c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろば | 作成日時：2023年6月18日 0時
