72話 ページ23
一方その頃、ゾルディック家の門にはゴン達が到着していた
「なるほどね、あなた達がキルア坊ちゃんのお友達ですかい。うれしいねぇ。あたしゃ20年務めてるけどあんた達が初めてだよ。友人としてここに来てくれた人はね」
ゼブロは3人を歓迎し、お茶を出した
「私たちのことを知っていたのですか？」
クラピカはあなた達が、という言葉に引っかかっていた
「あぁ、Aお嬢様が仰っていたんだよ。ここに来るはずだとね」
「え！Aが！」
ゴンはその言葉に喜んでいた
「しかし、君たちを邸内に入れる訳にはいかんのです。さっき君らも見たでしょう？でかい生き物の腕を。あれはミケと言って、ゾルディック家の番犬なんですがね、家族以外の命令は聞かないし懐かない。今も10年近く主人から出された命令を忠実に守ってる。侵入者は全員噛み殺せという命令をね」
「…ん？」
その言葉にまたクラピカは引っかかった
「とにかく、中に入れられません。坊ちゃんの大切な友達を骸骨にする訳にはいけないからね」
ハッハッハ、と笑うゼブロにクラピカは口を開いた
「守衛さん、あなたはなぜ無事なんですか？あなたは中に入るんでしょう？中に入る必要が無いなら、鍵を持つ必要も無いですからね」
その言葉にゼブロは「いい所つくね」と笑った
「でも半分アタリで半分ハズレです。私は入るのに鍵を使いません。これは侵入者用の鍵なんですよ」
「侵入者用の鍵？」
レオリオはゼブロが取り出した鍵を見つめた
「ああいう連中は不思議なもんで、十中八九、正面から堂々とやってくる。それで扉を開けられないと、門を壊してでも正面から入りたがるんだなぁ。迷惑な話ですがね。
そこで、脇の方にわざと鍵付きの扉を設けたんですよ。侵入者は無抵抗な私から鍵を奪い、ミケに食い殺されるって戦法だ」
「(わざわざ鍵付き？)…そうか！」
クラピカはなにかに気づいた
「お察しの通り、私は守衛じゃない。ミケの後片付けをする掃除夫です。」
「そして本当の門には鍵がかかっていない！」
「その通り」
「何！？」
3人は後ろを向き、奥にある門を見た
・
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日が暮れ、あれから3人は門を開けてみようとしたが重すぎてビクともせず
ゼブロによって特訓することになった
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ろば(プロフ) - 蜜柑。さん» 大丈夫です！届いてますよ〜！ありがとうございます！ (8月6日 18時) (
レス) id: 1eb48e2d70 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑。(プロフ) - ありがとうございます！返事送れましたか？（💦） (8月6日 12時) (レス) id: 7635f584c7 (このIDを非表示/違反報告)
ろば(プロフ) - 蜜柑。さん» コメントありがとうございます！励みになります、、嬉しいです、、！ボードの方返信させて頂きました！ありがとうございます！ (8月5日 21時) (レス) id: 1eb48e2d70 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑。(プロフ) - こんにちは！とても面白いです！これからも頑張ってください！もしよければ会話したいです、ボードに話しかけるのは駄目でしょうか？ (8月5日 20時) (レス) id: 7635f584c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろば | 作成日時：2023年6月18日 0時
