69話 ページ20
ゼブロに門を開けてもらい中へ入る
『…あ、そうだ』
少し歩いたところでAは右の木々の奥を見つめた
『ミケ！ミケ！』
Aが呼び、暫くすると大きな足音を立てて巨大な獣が姿を現した
ミケと呼ばれた獣はAの近くに鼻をよせ匂いを嗅ぎ、彼女だと判断するとその場に座り頭を寄せた
『ただいま、ミケ』
Aは寄せられたミケの鼻先を軽く撫でた
ミケは主人に命令された事を何年も忠実に守り続けている
人には懐かない任務を遂行するだけの番犬だが、ゾルディック家の人間にはよく懐いており、Aの数少ない話し相手になっていた
『ごめんなさい、また今度会いに来るからね』
そういい手を振るとミケは起き上がり、また奥へと消えていった
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「お帰りなさいませ！お嬢様〜！」
玄関へ入ると、1人のスーツを着た女性が駆け寄ってきた
『ただいま、アンナ』
「はわ〜！久しぶりに見るお嬢様も素敵です〜！」
アンナと呼ばれた執事は両手を自身の頬に添えてその場で軽くジャンプした
Aにとってはいつもの事なので『ありがとう』と軽く流した
『キルが帰ってきてる筈なんだけど、今どこにいるかわかる？』
「キルア様ですか？確かミルキ様と独房に…」
『え、独房？』
「はい」
『そう…』とAは考える仕草を見せた
『ありがとう。私はお父さんの所に行くから、何かあったら呼んでくれる？』
「承知致しました」
よろしくね、と廊下を歩いていくAの後ろ姿を見つめながらアンナは笑って頭を下げた
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_________
ここで執事ちゃんの設定を入れます！
この後ちょくちょく出ますが名前だけ覚えていただければ問題ないです
アンナ (20歳) 女
160cm
黒の肩くらいまで髪
大体ひとつに束ねているか下の方でツインテにしてたりする
A専属の使用人
元々Aを暗殺する側の人間だったが失敗し
殺されるはずだったがAに助けてもらい仕えようと決めた
語尾が伸びる癖があるがちゃんとした場では抑えてる
見れば見るほどAが美しく見えて心が苦しい
宿敵はイルミ(1番近くにいるのがずるい)
つまり！Aちゃんのガチ勢です
どうぞよろしくお願い致します…！
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ろば(プロフ) - 蜜柑。さん» 大丈夫です！届いてますよ〜！ありがとうございます！ (8月6日 18時) (
レス) id: 1eb48e2d70 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑。(プロフ) - ありがとうございます！返事送れましたか？（💦） (8月6日 12時) (レス) id: 7635f584c7 (このIDを非表示/違反報告)
ろば(プロフ) - 蜜柑。さん» コメントありがとうございます！励みになります、、嬉しいです、、！ボードの方返信させて頂きました！ありがとうございます！ (8月5日 21時) (レス) id: 1eb48e2d70 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑。(プロフ) - こんにちは！とても面白いです！これからも頑張ってください！もしよければ会話したいです、ボードに話しかけるのは駄目でしょうか？ (8月5日 20時) (レス) id: 7635f584c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろば | 作成日時：2023年6月18日 0時
