68話 ページ19
「ま、治ったから早く仕事片付けられそうだよ」
『気をつけてね』
「Aこそ。何かあったら連絡して。変なやつについて行くなよ」
『そんな歳じゃないわよ…』
じゃあね、とイルミは右手をヒラヒラと振りながら歩いて行った
その後ろ姿を暫く見つめ、Aも逆の方向へと歩き始めた
(ゴンにはああ言ったけど、キルにも合わせる顔無いのよね…)
今頃あの子はどうしてるのだろうか
Aは帰ってる間、その事だけを考えていた
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『相変わらずでかいこと』
邸内へと続く門を見上げて呟いた
日差しは眩しいし門を見上げると首が痛くなりそうだ
Aは項に手を当て首を上下左右に曲げた
そして門の脇の方に経っている小さな小屋へと向かうと、中にいる守衛に声をかけた
『ゼブロさん』
「？…おぉ！Aお嬢様！お戻りになられたのですね」
ゼブロは嬉しそうにAを見た
『キルはもう帰ってきてる？』
「え、えぇ、ですが、その…」
『心ここに在らず、とか』
「そうですね…」
ゼブロは先程とは違い、今度は悲しげな顔をした
「お嬢様、キルア坊っちゃんに一体何が…」
『まぁ、色々あって兄さんに会っちゃって。後で私から話してみます』
「は、はい」
『それと…多分数日以内にキルの知り合いの子が3人程来ると思うの。キルに会いたいって言うはずだから、手伝ってあげて欲しいんです』
そういうとゼブロは驚いた顔をした
「よろしいのですか？」
『えぇ。多分中の人たちは嫌がるだろうけど…何かあったら私が責任取りますから』
「…承知致しました」
お願いします、と言うとAは門の前に立ち、門を開けようと両手を出した
『…あっ』
ふと自分の右腕に目がいった
イルミの怪我を肩代わりしたので、Aの右腕は折れていた
Aは暫く考えると、申し訳なさそうにゼブロの元へと戻った
『…ごめんなさい、門を開けて頂いても…』
「…えぇ！？」
ゼブロはその日心臓が止まるんじゃ無いかと思うくらい感情の切り替わりが激しかった
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ろば(プロフ) - 蜜柑。さん» 大丈夫です！届いてますよ〜！ありがとうございます！ (8月6日 18時) (
レス) id: 1eb48e2d70 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑。(プロフ) - ありがとうございます！返事送れましたか？（💦） (8月6日 12時) (レス) id: 7635f584c7 (このIDを非表示/違反報告)
ろば(プロフ) - 蜜柑。さん» コメントありがとうございます！励みになります、、嬉しいです、、！ボードの方返信させて頂きました！ありがとうございます！ (8月5日 21時) (レス) id: 1eb48e2d70 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑。(プロフ) - こんにちは！とても面白いです！これからも頑張ってください！もしよければ会話したいです、ボードに話しかけるのは駄目でしょうか？ (8月5日 20時) (レス) id: 7635f584c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろば | 作成日時：2023年6月18日 0時
