67話 ページ18
あの後Aはイルミを探すために歩き出した
恐らく会場の出口付近で待っているだろうと思い向かうと、その予想は的中した
イルミは誰かと電話しているのか、携帯を耳に当てている
Aに気づくと「じゃ、終わり次第連絡する」と通話を終わらせた
「やっと来た。今までどこにいたの？気づいたらいないから心配したよ」
『ごめんなさい、ちょっと考え事してて』
ふーん、と言うとイルミは片手に持っていた携帯をしまった
「俺はこれから別の仕事だけど、Aはどうする？」
『私も仕事入ってて…準備があるから一旦家に帰ろうと思って』
「ならここでお別れだ。俺家とは真反対なんだよね」
イルミは左手で家の方向とは真逆の方を指さした
(あれ、いつも大体は右手なのに珍しく左手で指さしてる)
変に違和感を感じ、Aはイルミの右腕を見てギョッとしその右腕を指さした
『に、兄さん、それどうしたの？』
今までこんな怪我しているのをあまり見たこと無かったからか、驚きのあまり声が震えた
「あぁ、さっき折れた」
『折れた！？』
「ゴンって結構力あるんだね」
ゴンの話をしているということは説明会の時だろうか
あの時腕を掴まれていたイルミの姿を思い出した
『まさかそれで仕事行くつもりじゃないよね…？』
見せて、と腫れ上がった右腕を触ろうとするとイルミは一歩下がった
「すぐ治るからいいよ」
『なら今治そうよ。早く治るわよ』
「だってAの念能力は『テイク、右腕』あ、こら」
Aが隙を見てイルミの右腕に触れるとみるみるとその傷は癒えていった
代わりに、Aの右腕が痛々しい色へと変わっていった
「あーあ、だから嫌だったのに。Aの腕が折れてるの見たくないんだけど」
『私もすぐ治るし問題ないよ』
「そういう問題じゃないんだよな」とイルミは自分の治った右腕を動かした
_________
念能力の説明は後日します、、！！
(考えたくせに理解が追いついてない)
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ろば(プロフ) - 蜜柑。さん» 大丈夫です！届いてますよ〜！ありがとうございます！ (8月6日 18時) (
レス) id: 1eb48e2d70 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑。(プロフ) - ありがとうございます！返事送れましたか？（💦） (8月6日 12時) (レス) id: 7635f584c7 (このIDを非表示/違反報告)
ろば(プロフ) - 蜜柑。さん» コメントありがとうございます！励みになります、、嬉しいです、、！ボードの方返信させて頂きました！ありがとうございます！ (8月5日 21時) (レス) id: 1eb48e2d70 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑。(プロフ) - こんにちは！とても面白いです！これからも頑張ってください！もしよければ会話したいです、ボードに話しかけるのは駄目でしょうか？ (8月5日 20時) (レス) id: 7635f584c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろば | 作成日時：2023年6月18日 0時
