62話 ページ13
そのままレオリオも立ち上がり続けた
「問題なのは、俺とボドロの対戦中に事が起きたってことだ。状況を見れば、キルアが俺の合格を手助けしたようにも見える。ならば、不合格になるのはキルアじゃなくて俺の方だろ」
「いずれにせよ、キルアは当時、自らの意思で行動できない状態にあった。よって、彼の失格は妥当では無い！」
「…全て予測に過ぎんのぉ。証拠は何も無い。明らかに殺人を指示するような言動があった訳では無い。それ以前に先ず、催眠をかけたとする根拠が怪しい。」
思わずAはピクリと眉が動いた
(催眠の根拠…？それって)
思わずイルミを見つめた
(あの子に刺さった"針"じゃないの…？)
確か前に「キルに念を込めた針を刺した」と言っていた
でもあれは殺しを命ずる為に埋めたものではなかったためその考えは消え去った
(言った所でどうするんだって感じだし…ね…)
そう考えていると話は進んでおり、
今はポックルがクラピカとヒソカの戦いが不自然だったと指摘していた
「変だろ。俺とハンゾー戦や、ボドロとヒソカ戦のように、囁かれた方が負けを認めるのは分かる。何らかの圧力をかけられたんだろうな。だがあんた達は逆だ。俺には何らかの密約が交わされたとしか考えられないね。不自然が理由で合否に異論があるなら、アンタの合格も相当不自然だぜ。後暗いことがないなら、あの時何を言われたか教えてもらおう」
「答える義務は無い」とクラピカは答えた
「義務は無くても責任はあると思うぜ」
「無いな。私の合格が不自然なら、不戦勝での合格も自然とはいえないな」
「ｯ！何！？」
ポックルはクラピカを睨みつけた
「…どうだっていいんだそんなこと！」
そう怒鳴ったゴンに周りは黙った
「人の合格にとやかく言うことなんて無い。自分の合格に不満なら満足できるまで精進すればいい。キルアなら、もう一度ハンター試験を受ければ絶対合格できる。今回落ちたことは残念だけど仕方がない。」
それよりも、とゴンは右手の力をまた強めた
「もしも今まで望んでいないキルアに、無理やり人殺しをさせていたなら！お前を許さない！」
「許さない、か。で、どうする？」
「どうもしないさ。お前たちからキルアを取り戻して、会わせないようにするだけだ」
そう言われたイルミはゆっくりと左手をゴンへと伸ばした
『っ、にいさ、』
思わず止めようと声を出そうたしたが、
ゴンは真っ先に気づきイルミから飛び退いた
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ろば(プロフ) - 蜜柑。さん» 大丈夫です！届いてますよ〜！ありがとうございます！ (8月6日 18時) (
レス) id: 1eb48e2d70 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑。(プロフ) - ありがとうございます！返事送れましたか？（💦） (8月6日 12時) (レス) id: 7635f584c7 (このIDを非表示/違反報告)
ろば(プロフ) - 蜜柑。さん» コメントありがとうございます！励みになります、、嬉しいです、、！ボードの方返信させて頂きました！ありがとうございます！ (8月5日 21時) (レス) id: 1eb48e2d70 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑。(プロフ) - こんにちは！とても面白いです！これからも頑張ってください！もしよければ会話したいです、ボードに話しかけるのは駄目でしょうか？ (8月5日 20時) (レス) id: 7635f584c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろば | 作成日時：2023年6月18日 0時
