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4日目______
枠組はほとんど出来上がっていて
中の方がところどころ終わってる状態。
「高地ごめん」
高地「んーなにがー?」
「ほとんどやらせてる」
高地「できることはするよ」
「ありがとう」
高地「俺もなんかあったらそのときはよろしくね」
「え、もしかして」
高地「んーまだ話してないけど、近々話すつもり」
「うまくいくと良いね」
高地「ありがとう」
幸せそうに笑う高地。
こんな高地の顔見たことあったかな。
知り合ってから今で何人か彼女がいたけど
こんな幸せな顔してなかったと思う。
もし何かあったら絶対力になりたい。
ただ2人で黙々とピースを合わせていく。
完成系はどんなものかもうすでにわかってる。
後少しで完成だから。
高地「最後」
「やっと」
最後のピースを高地から受け取って
最後俺がはめた。
完成
俺がAをはじめて迎えに行ったあの日
俺の後ろを歩いていたAが撮った
俺の後ろ姿の写真がパズルになっていた。
いったいこの写真に
どんな想いを込めたのか。
何でこんな写真撮ってたのか。
とりあえず、額に入れて明日
祖父ちゃんのとこに持っていくことにした。
高地「じゃ、帰るわ」
「ありがとう」
樹「おーすげー!」
「場所貸してくれてありがと」
樹「全然、手伝えなくてごめん」
「全然!助かった!」
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糸山露子(プロフ) - この後どんな風になるの特別編か続編読みたい。 (5月15日 0時) (レス) id: b4b34b6799 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:唯音 | 作成日時:2023年3月27日 16時