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ぼーっと車内から外を眺める
その辺にAいないかなー
もっかい電話でもしてみようかなって
携帯を耳元に当てる。
樹「でない？」
「拒否られてんだけど」
樹「メッセージは？」
「なんもない。」
なぜか樹にぎゅっと抱きしめられて
大丈夫大丈夫。ってポンポンされてる
なんでか俺もぎゅっと抱きしめてて草。
なんでかみんな異常に優しくて
何これ…
こんなに慰められるのはじめてなんだけど…
マネージャーに送ってもらってついたあの公園。
目立つからって
1人で降りて公園にはいる。
当たり前のように誰もいない。
ここに来ればいつもAがいた。
『やっときた』って柔らかい笑顔で
ふわふわとした声で俺に言うんだ。
その代わり不自然にお出迎えしてくれたのは
真っ白な箱。
はじめて会ったあの日
Aが座っていたブランコの隅においてあった。
A？
違ったらごめんなさい。
そう思いながら箱を開けた。
北斗くんへ
って書かれた封筒が目に入る。
ビンゴ
白い箱を持って車の中に戻った。
ジェシー「何それ」
北斗「Aからっぽい。」
樹「とりあえず開けろよ」
北斗「わかってる」
封筒を取り出してその下には…
知恵の輪？
鍵？
輪っかの中に鍵の形をしたもの。
ジェシー「何これ」
大我「知恵の輪でしょ」
樹「とりあえずこれ外せってこと？」
封筒を開けをあけて
一緒に入っていた手紙を確認。
どこの鍵でしょうか A
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
知るかよ…
樹「心当たりは？」
「全然」
樹「とりあえず鍵から輪っか外そうよ」
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糸山露子(プロフ) - この後どんな風になるの特別編か続編読みたい。 (5月15日 0時) (
レス) id: b4b34b6799 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唯音
| 作成日時：2023年3月27日 16時
