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「なんでカットモデル行ったの?」

『え?タダでしてくれるっていうから』





暗闇の中

彼女の表情がわかるくらいに

目が慣れていて

そこ?って

ちょっとびっくりした表情を見せるA

俺からしたらそこでしかない。






 
「危ない人だったらどーするの?」

『名刺もらいましたもん』

「そーいう問題じゃないよ」

『今そこ論点じゃない』

「こっちが先、今後ついて言っちゃダメだよ?」

『なんで?特だよ?』

「危ないから。Aの美容室代俺が出すから。ね?」





心配はなくなるし
それでAも幸せな気持ちになるなら全然出す







『自分で払うもん』


「て、そのSNSとやら見せなさいよ」







えーって言いながらスマホを取って

見せてくれた。

携帯ぶん投げそうになったけど

ほっそーい。

一本糸のような理性がまだ残ってる

枕元にスマホを置いた。






「こいつブロックで」

『え、なんで?変だった?』

「やっぱ無理。他の男にホイホイと…」

『うーーん』

「わかった?」

『はいはい』








ほんとにわかってんのか

わかってないんだか。





俺のってわかってる?

いや、違うか…?








でもこんな腕の中に自ら入ってきて

俺のことなんだと思ってんの?







『向こうは仕事で、私じゃなくても他の女の子にするよね』







それはごもっとも。

たまたま、Aだっただけで

Aが断っていても、美容師の彼は

他の女の子を可愛くして写真を撮って

SNSにアップしただろう。




そのお友達も

それが受け止められなければ

彼女なんて辞めちまえばいいよ。








「まー仕事だからね。」

『北斗くんも?』

「ん?」

『北斗くんも仕事だったら、なんでもする?』







なんでもってそりゃNGが0ってわけではないけど

まー大体のことはある程度する。






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設定タグ:松村北斗 , SixTONES   
作品ジャンル:恋愛
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糸山露子(プロフ) - 続編か特別編が読みたいです。 (5月15日 0時) (レス) id: b4b34b6799 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:唯音 | 作成日時:2023年1月27日 19時

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