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A家出する
仕事中、楽屋で携帯を触っていたら
ピロンってメッセージが届いた。
北斗あなた一人暮らしなのに家出?
家出の必要なんて何もないのに
しかもなんでわざわざ宣言するの？
俺ん家来たいとしても
いまさら家出なんて言わなくても…
電話を鳴らしても彼女は出ない。
なに？
いつもとは違う家出騒動に
ちょっとだけ胸がざわめいた。
慎太郎「どーした？」
高地「どうせAちゃんだろ」
正解なんだけど、そうなんだけど…
「家出するって」
樹「なに？家出も申告しあうの？大丈夫？」
って笑いながら聞いてくるけど
そんなの今どうでもいい。
A家出したいの
北斗夜ご飯には帰れるようにするから俺ん家で待てる?
A今日は北斗くんの家いかない
家出のときは大抵俺の家に泊まるし
母さんと楽しそうに喋ってる。
というか、一人暮らしはじめて
家出癖？はずっと発症してなかった。
「どーすりゃいいの？」
樹「電話でねーの？」
みんなにはじめてAが家出常習犯だと伝えると
じゃーあんまり心配しなくても大丈夫じゃない？って
大丈夫じゃない。だって新しいパターンだもん。
北斗じゃーどーするの。一緒にホテルでも行きますか?
Aそうする。
「えーーー」
冗談のつもりだったんだけど…
高地「話はまとまった？」
「ホテル泊まるって一緒に」
ジェシ「wow」
大我「お誘いじゃん」
「いや、違うとおもうけど」
自分の家にも俺の家にも嫌って
ほんとなんかあるんじゃない？
北斗仕事終わったら迎えいくから。家にいてね
Aわかった
とりあえず連絡してくれてよかった。
勝手にいなくならないでおくれ。
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糸山露子(プロフ) - 続編か特別編が読みたいです。 (2023年5月15日 0時) (
レス) id: b4b34b6799 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唯音
| 作成日時：2023年1月27日 19時
