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『はじめまして、蒼井Aです。』
みんなはじめまして〜
って挨拶してそれぞれ席につく。
「大丈夫だった?」
『なにが?』
「無事にマネージャーと会えた?」
『会えたからここ来れてるんだよ?』
「そーだけど」
わかってるけどつい、心配してしまうものです。
今はまだ夕方前で
ご飯を食べるには早い時間
軽食だけ並べられて
みんなで軽くつまむ。
普通に雑談しながら仲良く喋ってて
びっくりするくらい
当たり障りのない話が続くけど
いつも俺に向ける、俺だけの笑顔は
みんなにむけられていて
いつもAの瞳には俺しか映っていないのに
いま別な奴が映ってて
それが無性に腹がたった。
お手洗いに行きたいけど
A1人残していくのも心配で
限界まで我慢したけど
その限界が来てしまって
Aを残してお手洗いに立った。
帰ってきたら謎にゲームしてたり
置いてあるピアノ弾いてたり
熱唱していたり
この数分で何があったんだ…
Aは
さっきとは違う場所で高地と樹と話してる。
3つしか無い椅子で
俺に入ってくるなって言わんばかりに
尋常じゃないくらい近寄るな空気を出している。
慎太郎「北斗!ゲームしようぜ!」
俺に気づいた慎太郎が
俺をAのところに行かせないためか
ゲームに誘う。
彼女にチラッと目を向けながら
慎太郎たちの方へ向かった。
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糸山露子(プロフ) - 続編か特別編が読みたいです。 (2023年5月15日 0時) (レス) id: b4b34b6799 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:唯音 | 作成日時:2023年1月27日 19時