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それからまた時日は経過して
グループを結成して３年が経った。
前より少し忙しくなって、
徐々にグループの活動にも変化が出てきて
まだみんなに言っていないことを
いわなきゃならないと思った。
家のことを知ってるのは
社長とごく一部の社員さんだけ
でも本格的に始動していて
途中で解散することもなく順調に進んでいる今
言おうと決めた。
これでメンバーがなんと言おうと俺は説得するしかない。
社長とも話してメンバーに伝えることに
許可が降りて、やっとみんなに伝えたよう思う。
「話あるんだけど」
慎太郎「なにー」
高地「どーした、改まって」
みんな自分の好きなことしながら
適当に片耳だけ傾けるけど、ちゃんと聞いて欲しい。
「結構真面目な話なんだよね」
樹「どうした？」
ソファーに寝っ転がりながらスマホを触っていた
樹が起き上がってスマホを伏せてテーブルに置いた。
みんなぞろぞろソファーに座って
何事？って言わんばかりに俺に顔を向ける。
「言ってなかったことあるんだけど」
いまみんなの顔見れなくて
視線は足先
「俺…許嫁が…いるんだよね」
高地「許嫁？！？！！？！？！」
慎太郎「まじ？！」
樹「どういうこと？」
家の病院のこと。
高校の時に許嫁と連れて来られたこと。
最初の２年くらい本当に音沙汰もなく
本当に政略結婚の約束のようなもので
愛もへったくれもない約束だったこと。
ここ数年で俺は本気でAが好きなこと。
全部話した。
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糸山露子(プロフ) - 続編か特別編が読みたいです。 (5月15日 0時) (
レス) id: b4b34b6799 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唯音
| 作成日時：2023年1月27日 19時
