おんりーがーる. (ページ8)

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しのちゃんの過去ページ8

壱馬side (中学生時代。RMPG正式メンバー決定前)

「はぁ、はぁ、うわっ」

壱「っ、あぶね、大丈夫か、？」

「っ、うん、ありがと、」

壱「てか、ずっと気になってたんだけど、最近寝てんの？隈やばいし。痩せた…っていうかやつれた。」

「…！寝てるよ、っ、身体絞ってるだけだし、」

壱「……そっか、無理すんなよ」

そう口では言ったA。正直それは嘘だと思ったが、あまり問い詰めすぎるのも良くないと思ってそれ以上は何も言わなかった。

「〜〜っ」

壱「！？！A？！おい、っ！」

北「え…？しのっ？！」

慎「救急車、っ！」

鏡の前で軽く振りを確認していると、Aの身体が傾いた。咄嗟に足を踏み出して、Aの頭と腰に手をやって支えようとしたけど、支えきれずに硬いフローリングに2人で倒れ込んだ。

壱「おい、！Aっ！」

陣「…は？おい、しの、！」

北「しっかりして、っ！」

慎「救急車っ！来ました、っ！」

救急隊員が入ってきて、担架に乗せられて運ばれていくAをぼーっと見送ることしかできなかった。しばらくするとHIROさんが来て、HIROさんと一緒にAが運ばれた病院に行った。