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「…………いじめられてるんです、」

「………学校に行ったら毎日のように上履きがなくなってて、殴られて蹴られて、リュックの中身窓から全部捨てられたり、机と椅子に落書きされたり、暴言吐かれて。抵抗したり口答えしたらまた殴られて蹴られての繰り返しです、」

壱「っ、!」

慎「………な、んで、?なんでしのが、そんなことされないといけない、?」

「わかんないですよ、」

樹「……心当たりとか、ないの、?」

「……わかんないです、あったらとっくに謝ってます、っ」

力「いつから、?それ、され始めたの、」

「……候補生になってからです、中1の終わりくらいからです、」

海「…そんな長い間、!」

龍「もう1年も前…」

拓「……しのちゃんがそんなことされる理由なんてないのに、」

昂「………それなのに、学校行ってたの、?」

「……行ってました。心配かけたくなかったので、」

壱「…………あほ、っ!もっと頼れや………」

「………っ、ごめん、っなさい、心配かけたくなくて、」

陣「Aが謝ることない、!これからはもっと頼ってな、っ?」

力「…気づいてあげられなくてごめん、っ!」

「ごめんなさい、っ!!ごめんなさい……」

壱「もう謝んな、」



そう言って元々細かったのにさらに痩せこけて細くなってしまったAを抱き締める。
強く抱き締めたら折れてしまいそうで、消えてしまいそうで、大事なものを包み込むようにそっと抱き締めた。




¦




「やっと退院できる……」

壱「良かったな、」

「ん、ありがとかーくん」



結局あの後5日間入院して、今日が退院の日。俺らに抱えていたものを全て話した後には、安心したのか、すっきりしたのかわからないけど清々しい顔をしていて、苦しそうな作り笑顔ではなく、いつも通りの笑顔が戻った。



「がっこーどうしよう」

壱「ん?それならもうだいじょぶやで、来週から新しい学校だから。」

「ほんま?何から何までありがとう。」

壱「いーえ。無理すんなよ。」

「…うん」

壱「よっしゃ、行こか」

「行こか」

壱「…また、頑張ろうな」

「頑張る、ありがとう」






しのちゃんの過去 fin.




終わり方の雑さ半端ない。
途中で書き方迷走しましたごめんちゃい。
雑さ半端ないし書き方迷走するし途中はしょり魔参上したしなんかほんとごめんなさい。
これからもこんなさくしゃを宜しくお願いします( ^_^ ;)

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作者名:陽. | 作成日時:2020年9月13日 18時

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