七日前 開始 ページ6
「確かに...もっと清楚系かと...」
あれ、毛利さんまで?えっ、これって励まされてる?
「お二人もそう思いますか?」
私の勘違いという確率が、ぐんぐん上がっていく。
「何か仕事抜けると別人みたいになるんです、この人。駄目さがにじみ出ると言うか...」
「今日当たり強くない!?」
いや、前からだけども。
でも久しぶりに会って何で貶されてるの...?私何かしましたか...?
あっ、あれだ。最初に馬鹿って言ったの根に持ってるんだきっと。
「ほら、根に持ってないで話を続けよう」
あとコナンくんにありがとう、と付け足す。
少し照れたように笑うのが可愛い。笑顔は年相応。
「何の話ですか...」
また変な顔をされた。
えっ、馬鹿って言ったほうが馬鹿だもん的なテンションじゃなかったの?
「確か男性が一人、重体らしいですね?」
少し間を空けて聞かれる。二人は刺殺、上司の一人が意識不明の重体とされていた。
彼が目を覚ませば。そう思うがその願いは叶うかもわからない。それに目を覚ましても、事件の時のことを覚えていてくれているかもわからない。
その旨を伝えると、証言してもらうということは諦めたようだ。
そして、
「あなたには証拠があるとお聞きしましたが?」
と、毛利さん。
そう。そこが大問題なのだ。そんなことをやった覚えがない私に存在する証拠。
「はい...実は私の家のキッチンから、犯行に使われた包丁が出てきたんです」
それは決定的な証拠となり、犯人は私だろうということになったのだった。
「しかもその包丁は私がいつも使っているものでして...」
どんなに違うといっても通じるはずがなく、容疑を認めない反抗的な者とみなされている。
ああ、私が何をしたって言うんだ。こんな仕打ちは流石にないだろう。
どんなに嘆いても無駄で、弁護士の方ももう諦めている。
「なるほど...大体の事はわかりました」
降谷が締めたのをきっかけに、三人とも席を立つ。
「この事件、この毛利小五郎にお任せください!」
「はい...!よろしくお願いします!」
この二人に任せていれば、何とかなるかもしれない。
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かまぼこ板(プロフ) - かなとさん» いつも本当にありがとうございます!これからはまた前のようなペースでやっていきたいと思います、よろしくお願いします! (2016年6月30日 0時) (レス) id: 8b9d5f2ddb (このIDを非表示/違反報告)
かなと(プロフ) - お久しぶりですね。他の方たちもぱったりと更新されなくて寂しかったんですよ。有難う御座いますと此れからも宜しくお願いします。 (2016年6月28日 23時) (レス) id: 5c59d46582 (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ板(プロフ) - かなとさん» 安室さんがこんな感じだったらいいなあという私得な展開でした...!そう言っていただけてよかったです! (2016年6月12日 23時) (レス) id: 8b9d5f2ddb (このIDを非表示/違反報告)
かなと(プロフ) - 安室さんカワ(・∀・)イイ!! (2016年6月12日 0時) (レス) id: 5c59d46582 (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ板(プロフ) - 106さん» コメントありがとうございます!そんなことを言っていただきうれしいです!がんばります! (2016年6月12日 0時) (レス) id: ab8133160c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かまぼこ板 | 作成日時:2016年5月21日 23時