二日後 幼なじみ ページ47
「そういうことですし、またコナンくんに会いにいらしてください！」
「ああ、蘭さんって本当に素敵な方ですね…！」
「そ、そんなことないです！」
またまた〜と照れくさそうにする仕草がとても可愛い。あと高校生ということで歳が離れているが、そう思わせない話しやすさ。
もう一度伺う約束をして、そろそろ帰ることになった。
事務所を出て、一つ気づいたことがある。ここの一階にあるポアロという喫茶店。私はここに一度来たことがある。知り合いがバイトしているのだ。
最近は連絡をとってないけれど、まだいるだろうか。まあ、ちょうど昼ご飯を食べていないし入ることにした。
「いらしゃいませ…ってAちゃん！？」
「梓−！！久しぶり！！」
店の中だけれど構わず抱きついた。
幼なじみの榎本梓。母親同士が仲良くて、この子のことは赤ん坊の頃から知っている。
「ニュース見て何度も電話したんだよ！！」
「スマホは警察にあってね…」
家にかけたら母さんが出たのに、と言うとその手があったか…！という表情。相変わらずです。
昼ご飯時は過ぎているからか、店内には私の他に客は誰ひとりいなかった。それをいいことにそのまま話し出す。
「梓さん？知り合いの方ですか？……！？」
客と賑やかに話をする仕事仲間が気になったのだろう、男性の定員さんが声をかけてきた。そこまでは全くおかしくない。
おかしいのはその人物だ。あちらも気づいたのか、私を見て唖然としている。
「えっ、ふっ…！？えええ！？」
降谷！？と言いかけてすんでのところで止める。え、ふるやるの？ふるやらないの？
「Aちゃん？あれ、安室さんも…二人ともお知り合い？」
返事をしてちらりと降谷を見ると、すごい形相でこちらを見ていた。怖すぎ。
口を滑らせると私死ぬかも。
何でいるんだ、という疑問を隠しきれていないが、私も聞きたい。
あ、でもエプロンが妙に似合っていて素敵だとは思います。
「実はこの前の事件でお世話になってね…」
私を席に案内しつつ、梓に説明をする。
あんなに驚いていた理由も言わなければならないところだが…さて、どうしようか。
とりあえず、出されたお冷を一口飲む。
「高田さんとは高校の同級生でして」
ニコニコと愛想のよい雰囲気で、降谷が助け船を出してくれた。
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かまぼこ板(プロフ) - かなとさん» いつも本当にありがとうございます！これからはまた前のようなペースでやっていきたいと思います、よろしくお願いします！ (2016年6月30日 0時) (
レス) id: 8b9d5f2ddb (このIDを非表示/違反報告)
かなと(プロフ) - お久しぶりですね。他の方たちもぱったりと更新されなくて寂しかったんですよ。有難う御座いますと此れからも宜しくお願いします。 (2016年6月28日 23時) (レス) id: 5c59d46582 (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ板(プロフ) - かなとさん» 安室さんがこんな感じだったらいいなあという私得な展開でした...！そう言っていただけてよかったです！ (2016年6月12日 23時) (レス) id: 8b9d5f2ddb (このIDを非表示/違反報告)
かなと(プロフ) - 安室さんｶﾜ(・∀・)ｲｲ!! (2016年6月12日 0時) (レス) id: 5c59d46582 (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ板(プロフ) - １０６さん» コメントありがとうございます！そんなことを言っていただきうれしいです！がんばります！ (2016年6月12日 0時) (レス) id: ab8133160c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かまぼこ板 | 作成日時：2016年5月21日 23時
