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「今日A休みだよ。」

「珍しいね。」

「ついに単独任務だって。昨日の夜喜んでた。」




Aは4級として入学してきた。

実際は4級以下の実力だったけど日々の努力で2級にまで上がった。


そこまで行くのに時間は掛からなかった。


元々持っていた運動神経と、頭の回転の速さでなんでもできた。




「Aって可愛いよね。夏油も五条もAのこと取らないでね。」

「取る?取るも何も硝子のじゃねーだろ。」

「…これからの話。」




容姿端麗、実力も備わっている。

そりゃ誰だって気になるはず。



彼女が花を咲かせた中庭は、この間まで綺麗に花が咲いていた。

恥ずかしいからとAが抜いてしまったのだけど。


いつの間にかAがいることが当たり前になっていた日常に、単独任務というものが割り込んできて、寂しさで教室の空気にぽっかりと穴が空いた。




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くまこ(プロフ) - 蒼さん» コメントありがとうございます😭✨そう言ってもらえてすごく嬉しいです! (2022年2月9日 3時) (レス) id: 73baee915b (このIDを非表示/違反報告)
- とてもいい作品でした。夢主さんは綺麗な散りかたをしていて綺麗な作品だと思いました。(うまく伝わっていなかったらすみません) (2022年2月4日 22時) (レス) @page18 id: edd403d320 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くまこ | 作成日時:2021年8月18日 0時

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