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甘味処を出た後、不死川がAの家まで送ると訊かなかったので申し訳ない気持ちもあったが素直に送られることにした。
『せっかく今のでお礼する予定だったのに〜。まだお礼出来てないから着くまでに何かお礼考えといてね?』
不「だからいらねェって言ってんだろォ?」
不死川も頑固だがAもなかなか頑固だった。
〜〜〜〜〜〜
『あの角にある家見える?あそこが私の家なの。』
不「へェ。なかなか立派な家に住んでんだなァ」
『叔父さんの家なんだけどね、叔父さんと叔母さんが私の事を本当の娘のように接してくれるの。ちょっと過保護な時もあるんだけどね(笑)すごくありがたくて、、いつか恩返ししたいなぁ〜って(ニコ)』
そう言って幸せそうに笑うA。
コイツが娘だったら過保護になる気持ちも十分分かる
わァ。
『じゃあね、今日は本当にありがとう!』
不「あァ。」
お互い別れの挨拶をしたが、別れが惜しいのかどちらもその場から動けずにいた。
『ねぇ不死川くん?私達は今日から明日生きていることが約束されない身になるでしょ? 私は自分が死ぬことは全く怖くないの。ただ鬼殺隊に入隊した以上、自分の大切な人や誰かの大切な人との別れの瞬間に立ち会うことが増えるんだ、って思うとたまに怖くなっちゃうんだよね(苦笑) だからそうならないように強くなりたいし、』
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Lie(プロフ) - *Flonaison*さん» *Flonaison*様 初めまして!初投稿に初コメントとても嬉しく思っています!!ありがとうございます(泣)*Flonaison*様も実弥さんお好きですか?自己満故、ご期待に添えるか不安ですが、温かく見守って頂けたら嬉しいです。今後ともよろしくお願いします🔥🔥 (2022年2月14日 21時) (レス) id: d451698e65 (このIDを非表示/違反報告)
*Flonaison* - Lieさん始めて*Flonaison*です、よろしくお願いします🙇⤵先程此方の作品を読ませて頂きましたがヒロインは柱のみなさんに愛されてますが仲でも実弥さんとは同期らしいですが他にも何やら隠し要素もあるそうですが次回が楽しみです💕💕💕 (2022年2月13日 22時) (レス) @page11 id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Lie | 作成日時:2022年2月12日 22時