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※不死川さんとの出会いのお話です。

最終選別3日目。

Aは初日からそこそこ鬼を狩り、特に怪我もせず生き延びていた。


今日も変わらず町の様子を伺いながら鬼を探す。

すると遠くから子供の泣き声が聞こえた。


「うわぁぁ!!母ちゃん!!母ちゃんが!!」


鬼??鬼だよね!?!守らなきゃ!!!


Aが鬼の気配がする母屋に向かうと鬼に腕を切られ倒れる母親の前に鬼、とその母屋の扉の入口に男の子の姿が。


母「勘太!!逃げて!!早く!!」


鬼「まずはお前から頂くとするか。餓鬼は後からなぁ。」


鬼は扉に背を向けるように立っている。Aは鬼に気づかれないように母親と目配せする。


『(大丈夫です!絶対助けますから!!)』


扉に近づき、勘太の目を後ろ手で塞ぐようにして鬼に技を繰り出す。


『雪の呼吸 壱の型 氷雪 !!』


氷のような雪の氷柱が刀を纏い、鬼の首をスパッと切り落とした。


鬼「ぐわぁぁぁぁぁ!!鬼狩りか!??くそぅ!!」


鬼の姿がボロボロと消え行くまでAは勘太の目を塞ぐのをやめなかった。


勘「母ちゃんっっっ!!!」


母「勘太!あなたは、鬼狩り様ですね?あぁ、あなた様のお陰で私も勘太も生きています。本当にありがとうございます。」


『そんなっ!滅相も御座いません。間に合って良かったです(ニコ)。あの宜しければ傷の手当をさせて貰いませんか?』


母「いいのですか?ありがとうございます。」


手際よくささっと母親の腕の傷の手当をしていく。


勘「おねぇちゃん、お医者さんなの?」


『ううん。お医者さんではないの。』


勘「母ちゃん!おねぇちゃん凄くかっこよかったね!」


母「そうねぇ、勘太。本当に何とお礼を申し上げたらよいか...」


『お礼など必要ありませんよ。勘太くん、お母さんのこと守ってあげてね(ニコ)』


それでは! とAはその場を去る。


〜〜〜〜〜

また1つ、家族を救えたこと。Aはこの経験をすることが自分の生きる意味のように思っていた。


なんか腕痛いんだけど、え?なんで?血!!ひぃ!いつ??切られた記憶無いんだけど!!


Aは勘太が鬼の首を切るところを見えないように目を塞いでいたのだが、Aの存在に気づいた鬼が本能的に長く鋭い尻尾が鞭のようにしならせ、Aの腕に10cmほどの切り傷を作っていた。


『あれ、、なんか意識が... 私このまま死んじゃうの?』

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Lie(プロフ) - *Flonaison*さん» *Flonaison*様 初めまして!初投稿に初コメントとても嬉しく思っています!!ありがとうございます(泣)*Flonaison*様も実弥さんお好きですか?自己満故、ご期待に添えるか不安ですが、温かく見守って頂けたら嬉しいです。今後ともよろしくお願いします🔥🔥 (2022年2月14日 21時) (レス) id: d451698e65 (このIDを非表示/違反報告)
*Flonaison* - Lieさん始めて*Flonaison*です、よろしくお願いします🙇⤵先程此方の作品を読ませて頂きましたがヒロインは柱のみなさんに愛されてますが仲でも実弥さんとは同期らしいですが他にも何やら隠し要素もあるそうですが次回が楽しみです💕💕💕 (2022年2月13日 22時) (レス) @page11 id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Lie | 作成日時:2022年2月12日 22時

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