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A「んー、私は保健室でも行こっかな」
ジャム男「え?体調でも悪いんすか?!」
A「ううん、この時間になると村山さん達いるから。」
ジャム男「村山さん達…?」
A「定時制の人達。 ジャム男も一緒にいく?保健室」
ジャム男「美龍妃さんと保健室…」
A「…なーに考えてんの、」
ぽけーっとするジャム男の鼻からは
本人は気づいてないであろう鼻血が垂れてた。
だんだん上がる口角に腹が立って
おでこをデコピンすれば現実に引き戻されたように
おでこを抑えて私を見つめた。
ジャム男「いてっ!!」
A「やっぱ来んな。村山さんに私以上に可愛がられても困るし。可愛がられるのは私だけで十分。」
ジャム男「可愛がられるって、村山さんとどういう関係すか?」
A「んー…ジャム男が思ってる通りの関係なんじゃない?」
ジャム男「…せ、せふ…」
A「ま、よーく考えな?笑」
あたふたしてるジャム男を屋上に置きさって
楓士雄がいた屋上を去った。
廊下は相変わらず治安が悪くて
机が飛んでくるなんて当たり前。
肩と肩がぶつかれば喧嘩が始まるのが当然のここ。
「あ、美龍妃さんですよね」
A「ん?なに?」
中越「鬼邪高の裏番長。高城司の女ってほんとなんですか?」
A「司の女?笑 笑わせないでよ。 」
中越「じゃあ、花岡楓士雄」
A「…なんで1年のアンタが知ってんだよ」
中越「ビンゴっすね〜。 楓士雄さんいないと頭取れない司一派にいても意味なくないっすか? 」
A「あ?」
中越「美龍妃さん、俺の女にならないっすか?司さんより頭になる俺の方が有望ですし」
A「司一派なんてない、もう危険なことはしない。楓士雄がいない鬼邪高の頭になるつもりもなければ 頭になろうとしてる奴の女になる気もない。
…頭になりたいなら勝手にしとけ」
中越「あーぁ。司さんも同じこと言ってましたよ」
A「だから?」
中越「じゃ、このまま鬼邪高もらいますね」
A「勝手にしろ」
後ろから大きなガヤが包む。
昔なら刃向かってた。
けど、今は。。。
楓士雄がいない鬼邪高で暴れる意味なんて
どこにもない。
A「ったく1年のくせに」
村山「うわ、びっくりした〜」
A「あ!!村山さん!!」
村山「ちょっと美龍妃ちゃん、女の子なんだから扉もう少し静かに締めよ?」
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ふらっしゅ(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます!とても嬉しい言葉ばかり…!更新頑張ります!今後ともよろしくお願いします! (2020年12月3日 23時) (レス) id: dceb5e0f83 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - ランぺ大好きです最高です北人君とRIKU君と壱馬君と翔吾君と樹君と慎君大好きです最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してます頑張ってください応援していますコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年12月3日 17時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふらっしゅ | 作成日時:2019年8月8日 13時