モブ？モブイン？いやいや多分準レギュラー2

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自分たちのお菓子OK｡
コナンくんのお菓子OK｡
一応甘いのダメだった時の苦いチョコも入れよう｡


「あ､Aさんこれから時間ある？」


コナンくんがあたしの服の裾を引っ張りながら尋ねてきた｡
このやり方であれば､下手したら時間が無くてもあると答えてしまいそうだ｡

あたしは時間あるパターンだけど｡


『あるよ｡』

「ポアロ行かない？割引券貰ったの！」

『よしきた行こう｡』


さぁ､行こうか､とコナンくんに手を差し出す｡
そしたら､おずおずと手を握ってくれて､すごい尊かった｡
ポアロへは最近また行く頻度が上がった｡
安室さんともちょっとは気兼ねなく話すこともできるようになった｡

……ほぼコナンくんのおかげだけど｡

会計を済ませて外へ出る｡
出来るだけ日陰を歩いて体力の消耗を防いだ｡
道中では学校の話をしたり､コナンくんから事件の話を聞いたりして話に花を咲かせた｡


『待ってそれはえぐい｡想像しただけで無理だわ｡コナンくん慣れてるの？やば｡』

「まぁ探偵だからね！」


小一が殺人現場慣れってどういうことだってばよ……！！
いいのか！？
それいいのか！？


「あ､着いた！」

『着いたね……｡』


今の話を聞いておやつが食べられるかどうかだな｡
いや食べるけども！

ドアベルを鳴らして中へはいると､梓さんが1人いるだけだった｡


「いらっしゃいませ！…あれ､珍しい組み合わせね！」

「こんにちは梓お姉ちゃん！安室さんはいないの？」


探偵のお仕事を済ませてから来るそうよ､と言いながらあたし達を席まで案内してくれた｡

テーブル席でもいいかしら？
はい！大丈夫です！
うん！ありがとう！

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