モブ？モブイン？いやいや多分準レギュラー2

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お菓子コーナーまで結局は迷った挙句に訪れた第2の関門｡
そう､お菓子選びである｡

チョコ……チョコ……｡
どのチョコにしようか｡
あたしが好きなのは72%のチョコレートだけど……｡
青子苦いの得意だっけ？


「チョコだったらこれがオススメだよ！」


横からオススメだという商品を差し出すコナンくん｡


『おぉ､ありがとうコナンく……コナンくんﾝﾝﾝ！！？』


あ､やっべ｡
店内でめっちゃ大声出しちゃった｡
周りの目が痛いよ｡

そんなあたしの気持ちを知ってか知らずか驚かしてごめんね､と謝ってくれるコナンくん｡


『もぅ､許しちゃう｡』

「Aさんたまにキャラ掴めない｡」

『君もね｡コナンくんは何故ここに？』


見かけたから着いてきた！と屈託のない笑顔で言う｡

ヤバい､この子､将来ストーカーになりかねない｡


『犯罪だけはしちゃダメだよ｡』

「え？どういうこと？」


何か買ってあげるよ｡
出た､噛み合わない会話｡

じゃあこれ買って欲しいな､と塩飴をカゴに入れた｡
これでいいの？と聞くと､アイツら外で遊んでも全く水分補給しないから､と彼は苦笑する｡
アイツらとは少年探偵団のことだろう｡
とても友達思いな子だ｡


『尊い……ｯ！』

「あ､あとこれも欲しいなぁ｡」

『前言撤回｡』


まぁ買うけどさ｡









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ﾍﾞﾝｷｮｳｼﾀｸﾅｲ(切実)

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