モブ？モブイン？いやいや多分準レギュラー

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青子…何してるの…と言いながら青子の手を外し後ろを振り向く
すると快斗のせいだ！と拗ねる


『ですって』

「うっせ」


久しぶり青子ー！と小さい頃からの知り合いの髪をぐしゃぐしゃにする
やめてよー！と言いつつも笑顔の青子にあたしも笑みが零れた


「久しぶりのAだー！会いたかった！」

『あたしもだよー！快斗には前会ったのに青子には会えなかったんだもーん！あー､快斗と青子の登場回をどっかの死の外科医にシャンブって欲しかったわー』

「それは酷くね？てかもう死の外科医って言っちゃってんじゃねぇか｡それにそういう能力じゃねーだろ」

『マジレス乙』


3人でやいのやいの話していると､向かう先が同じくスーパーだということを知り一緒に回ることにした
良かったね､快斗ハーレムじゃん､とからかうともっと美女がよかった､と生意気な口をきくので青子と2人でみぞおち辺りに肘打ちした
しかし瞬時にお腹に力を入れられたのが分かった


「ぐえっ」

『大丈夫､死なないから｡てか演技でしょそれ』

「演技なら全然大丈夫だよね？」


そういう問題じゃねーよ､と痛がる演技を辞め､真顔で言ってくる
腹いせにもう1回するも､またもや腹筋に力を入れたらしく全然効きませーんとバカにしてくる


『青子､行こう』

「うん」

「まだまだだな………っておい､本当に置いていくなよ」


少し早歩きで歩くがすぐに追いつかれる
何か言うことは？と聞くとすみませんでした､と帰ってきたので勉強を教えるという条件で許した

え？勉強を教えるだけじゃんって？
いやいや､あたしら3人が集まったら勉強どころじゃないんですよ
それにあたしらの"勉強を教える"というのはその"教えられた教科の順位を上げる"というのまで入っているので中々キツいものなのだよ


『って事で次のテストお世話になりまーす』

「お世話になりまーす！」

「最悪だ…」

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