モブ？モブイン？いやいや多分準レギュラー

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そして食べ終わってもすぐには店を出ずに談笑するのが女子というもので､気が付けば2時間ほど経ちおやつ時になっていた
前にバイトをして分かったのだが､カフェというのはおやつ時が1番混む
何も食べないなら出よっか､ということになりお会計を済ませて梓さんを励ましてから店を出る


「あっ､そろそろコナンくんが帰ってくる頃だ」

「ねぇ蘭､その子に会ってみてもいい？」

「全然いいよ！」


園子はコナンくんに会うため蘭と一緒に事務所に入っていく
あたしも誘われたが買うものがあるので残念ながら断った
2人に見送られながら自転車を漕いで1番近いショッピングモールを目指す
土曜日だから混んでるかなー､と思いながら走行していると､前から見覚えのある小学生歩いて来たので声をかける

なんか渋い顔をしながら歩いてるな…


『コーナンくーん』

「えっ？あっ､あぁ､Aお姉さんかぁ！」


びっくりしたー､と笑うコナンくん
抱きしめたい衝動にかられたが生憎自転車のためそれは無理だ
降りるのはめんどくさい


『友達と遊んでたの？』

「そうだよ！サッカーしてたんだ｡Aお姉さんはポアロ行ってたの？」


こういうことには工藤で慣れているので､行き先を当てられたくらいでは驚かない
しかし小学1年生となれば話は別だ

この子すげぇな
まじで才能あるよ

凄いね！流石ホームズ！と言うとこのくらい簡単だよ！とコナンくんは得意げな顔になる
ここで話に区切りを付けて気をつけて帰ってね､と別れた

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