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お待たせーと2人の元に向かうと、蘭が知らない男性方に絡まれていた

え、ナンパ…?だよね?蘭嫌がってるし
てかコナン君どこ行ったよ!!
トイレか!トイレなのか!!?
え、でもどうしよ…男子にあたしが勝てるわけ…
あ、ひとつあるじゃん


『らーん!そーいやこの間聞きそびれたんだけど、"空手の"関東大会で優勝して"工藤新一"とデートに行った時の話聞きたいなぁー?』

「え…A…!?」


空手の、と、工藤新一
そこを強調して言うと途端に男性陣は顔を青ざめた

じゃあコイツがあの噂の毛利蘭…!
ヤバくね…?お、おい、ずらかろうぜ
お、おう

お前ら蘭のこと知ってたのかよ
空手と工藤で怖がってもらいたかったのに
てか蘭をコイツ呼ばわりしたやつこっち来いやァ
ま、結果オーライね


『蘭大丈夫!?』

「大丈夫!Aありがとう」


コナン君の行方について聞くと御手洗だそうだ
タイミング悪かったらしい
コナン君は帰ってくると雰囲気を何となく察したのか、何があったの?と聞いてきた
さっきあったことを伝えるとすごく眉を下げてごめんなさい!と言ってきた


「ううん、Aのおかげで無事だったし、コナン君にも被害がなくて良かった」


そう言ってコナン君の頭をなでる蘭
少しの間渋い顔をしていたコナン君だったが、ゆっくりと笑顔になる
あたしは笑顔で見守っているだけだったが、ふと思ったことを口にした


『あたしもコナン君撫でたい』

「Aお姉さん空気ぶち壊し」

「あはは…」


じゃあ帰ろ、とあたしはチャリをおして歩き出す
後ろから自由…と声が聞こえてくるが、あたしは、でしょー?と返してそれ以上何も気にしなかった


「…やっぱりこの姿じゃなんにも出来ねぇよ…くそっ、かっこ悪ぃ…」

「コナン君?何か言った?」

「え?あっ、う、ううん!何でもないよ!」


そんな会話が聞こえてきて、コナン君嘘つくの下手だなー、と思っていると、唐突にこちらに話題が振られてきた


「そ、そういえばAお姉さんはどうやって撃退したのかなー、と思って…あ、あはは…」

『えー?聞きたいー?』

「えっ、A!コナン君には言うことじゃないから!」

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想い人(プロフ) - 心さん» 楽しみにしてくださってありがとうございます!1日1話のはずが不定期になってしまい本当にすみません…!完結まで持っていきたいと思うのでこれからもよろしくお願いします! (2019年10月31日 4時) (レス) id: e9eaf42caa (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみにしてます! (2019年10月27日 17時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
想い人(プロフ) - 美桜琉さん» 本当ですか!?とても嬉しいお言葉ありがとうございます!すごく励みになります!これからもこの作品をよろしくお願いします! (2019年9月16日 23時) (レス) id: e9eaf42caa (このIDを非表示/違反報告)
美桜琉(プロフ) - めっちゃ面白いですね!これからも更新頑張って下さい! (2019年9月16日 18時) (レス) id: 95c48d4791 (このIDを非表示/違反報告)
想い人(プロフ) - いえ、大丈夫ですよ。こちらこそ原因が分からずすみませんでした。 (2019年9月14日 17時) (レス) id: e9eaf42caa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:想い人 | 作成日時:2019年9月1日 3時

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