ひきこもりでもシェアハウスしたい！パート２

うらたぬき 扁桃炎 ページ34

3.まふまふさいど

なんか嫌な予感がする。そう思っていたら、物凄い速さでさかたんが家を出ていった。どうしたんだろうって思っているとそのさかたんから連絡がきた。

さかたさっき急に家出てびっくりしたよな。ごめん。うらさんが具合悪いみたいで迎えに行ってた。看病の準備してもらえると助かる
まふまふわかった。ずっとうらたさん忙しくしてたもんね。みんなが待ってるって伝えて

了解ってスタンプが来たので既読だけつけてみんなでうらたさんを迎える準備をする。毛布を運んでいると、家のインターフォンが鳴った。ドアを開けると顔色の悪いうらたさんを抱えたさかたんが。

ソファーに寝かせて熱を測ると38.8℃。ずっと無理してたんだろうな。そこから体調が良くなるどころかどんどん悪くなっていって、熱も39℃を超えてしまったので、さかたんと僕で病院に連れていくことにした。

診察結果は扁桃炎。今までの無理が祟って、治りが悪いだろうとのことだった。

まふまふ「車動かすよ。うらたさん、酔ったら言ってね？」

うらたぬき「ぅん、、、」

坂田「うらさん寝そうやわ。もう車動かしちゃって」

ルームミラーごしにさかたんとアイコンタクトを取って車を発進させた。

帰りも酔わないで家までつけたみたい。よかった。

まふまふ「ただいまあ」

志麻「おかえり。うらたさんなんやって？」

まふまふ「扁桃炎。ずっと無理してたから治り悪いかもって」

志麻「最近忙しそうやったし休む暇もなかったんやろな…。うらたさん体調崩すと寂しがりになるからリビングでみんなで看よう」

ということで、リビングのソファーにうらたさんを寝かせる。毛布をかけたところで起きてしまった。

うらたぬき「ここ、どこ、、、？」

天月「家だよ。扁桃炎だって。まだ熱高いししんどいでしょ。みんないるから、寝られそうなら寝ちゃいなね」

あまちゃんの頭を撫でる手に、安心したように目をつぶった。早く良くなりますように。

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