ひきこもりでもシェアハウスしたい！パート２

まふまふ 扁桃炎 ページ30

3.天月さいど

昨日から少し体調が悪そうだったまふくん。朝、坂田につかまって病院に行ったらしい。扁桃炎だったってLINEがきた。

ゼリーを持ってきてほしいとLINEがあったので、冷蔵庫を開けてゼリーを選ぶ。何が好きなんだろ…。とりあえず全部持っていくか。

ミックスゼリーを食べさせて、薬を飲ませて。坂田が疲れてそうな感じだったから、看病を代わった。

まふまふ「あまちゃん、なんか熱くなってきた…」

天月「顔真っ赤だね。ちょっと待ってね」

天月誰か冷やすの持ってまふくんの部屋来てくれる?
うらたぬき今行く。待ってて

しばらくすると、うらたさんが冷えピタとか氷枕とか、色々持って部屋に入ってきた。

うらたぬき「はい、これくらいで大丈夫？」

天月「そうだね。うん、ありがと」

2人がかりでおでこに冷えピタを貼ったり頭の下に氷枕をしいたり。顔色はまだ悪いままだけど、少しだけ表情が和らいだ気がした。

うらたぬき「俺代わろうか？大丈夫？」

天月「まだ大丈夫。ありがと」

まふお大事にねって、頭を撫でて部屋を出ていった。そういうところがかっこいいんだよなあ。

まふまふ「んー…」

天月「お、目覚めた？体調どう？」

まふまふ「さっきよりはマシだけどまだあんまり…。なんか、お腹すいた」

天月「食欲戻ってきたね。よかったよかった。ちょっと待って」

天月誰かお粥かなんか作ってまふくんの部屋持ってきてくれませんか?
そらるわかった。ちょっと待ってて〜

ありがとうございますとスタンプを送ってそらるさんを待つ。しばらくして、お粥を持ったそらるさんが部屋に入ってきた。

そらる「お待たせ。体調どう？食べれるだけでいいからね」

まふまふ「ありがとうございます。いただきます」

おかゆを食べていくまふくん。半分くらい食べたところで箸が止まった。

そらる「おなかいっぱいかな。これ、飲んで寝なね。おやすみ」

薬を飲んでベッドに横になったまふくん。早く良くなりますように。

それから数日後。まふくんの顔色が良くなっている気がする。おでこに触れてもそんなに熱くない。

まふまふ「あまちゃん…？」

天月「そうだよ。熱下がってきたんじゃない？」

熱を測ってもらうと36.4℃。今日一日安静にしてたら完全復活かな。

作者より。→←まふまふ 扁桃炎

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