ひきこもりでもシェアハウスしたい！パート２

志麻 お腹の風邪* ページ24

※下痢表現があります。苦手な方はUターンをお願いします。

5.志麻さいど

胃腸炎と診察されて１週間。熱は下がってきたんだけどお腹の調子がなかなか戻らなくてオムツを履くことになった。最初は抵抗があったけど意外と安心感があってしっかりと眠れている気がする。

センラ「まーしぃ、体調どう？」

志麻「まだお腹変な感じするけど気持ち悪いのはなくなってきた…」

センラ「うん、熱も下がってきてるな。お腹治らんのしんどいなぁ」

お腹をさすられる。センラの手が暖かくて、気付いたら眠っていた。

…今、何時だろう。目を覚ますと外が暗くなりかけている。隣にはうらたさんがいた。

うらたぬき「お、まーしぃおはよう。ちょっと顔色良くなったね」

志麻「なんか、身体楽になった気がする…。お腹すいた…」

うらたぬき「食欲戻ってきたね。なんか作ってくるけど、待てる？」

うらたさん、俺から離れるのか…って思ってたらセンラがそばに来た。

センラ「俺とうらたん待ってようか。眠かったら寝てもええよ」

寝過ぎて寝られないって思ってたけど膝の上に座らせて背中をトントンしてくれて、センラがそばにいる安心感で割とすぐ寝ることができた。

うらたぬき「まーしぃ、ご飯作ったけど食べられそう？」

志麻「ん、食べる…」

スプーンに雑炊を乗せて食べさせてくれる。全部食べられると思ったけど、三分の一くらいでお腹いっぱいになってしまった。

志麻「も、食べれない…」

センラ「うん、それくらい食べれたら十分やな。薬飲んで寝よう」

錠剤を掌に出される。それを飲み込んで、ソファーに横になって目をつぶった。

お腹が痛くて目が覚めた。いつになったら治るんだろう…。

志麻「センラ、お腹…」

センラ「トイレ行こうか。抱えて行くから楽にしてな」

もう無理だって思ったときに便座に座らされた。危なかった。

志麻「んん〜…」

センラ「お腹だけ調子戻らへんなぁ。湯たんぽいる？」

センラの質問に頷くと湯たんぽを持った坂田がやってきた。連携プレイすごすぎやろ。

坂田「これお腹に当てるで。だいぶ下しちゃってるし、これ飲める？」

ストローを咥えて何口か飲む。常温だったからお腹も冷えなかったし、さすがやな。

志麻「ん、もういい…」

坂田「これだけ飲めれば大丈夫やな。お腹も落ち着いてきたんちゃう？」

そう言われてみればあれだけ苦しかった腹痛も治っている。色々してトイレから出て、センラに抱えられてソファーに戻った。

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