ひきこもりでもシェアハウスしたい！パート２

志麻 お腹の風邪* ページ23

※嘔吐、下痢表現があります。苦手な方はUターンをお願いします。
※志麻さんが失敗します。上記同様、苦手な方はUターンをお願いします。

4.坂田さいど

体調を崩した志麻くん。病院で胃腸炎と診察されたらしい。ずっと志麻くんのそばにいたセンラには休んでもらって、俺とうらさんで志麻くんの看病をすることに。

看病の準備をしている間、気分が悪くなったみたいで吐いてしまった。お腹の調子もまだ良くなっていないみたいだし、結構強い菌もらったんだなぁ。

志麻「さかた、お腹痛い…」

坂田「トイレ行こか。ちょっと揺れるで」

志麻くんを抱えてトイレまで連れて行く。あと数歩というところで下痢特有の匂いが。間に合わんかったか。

志麻「坂田っ、ごめ…」

坂田「大丈夫大丈夫。体調悪いんだから仕方ない。お風呂で綺麗にしような」

俺の腕の中で肩を揺らす志麻くん。背中をトントンとすると落ち着いたみたいだ。

さかた志麻くんトイレ間に合わなくて、着替えお風呂に置いてもらってもいい?一応オムツも用意してもらえると助かる
たぬきはいよ。湯たんぽも作っておくね
さかたありがとう!お願いします

了解とスタンプが来たので既読だけつけて、お風呂に入った。

坂田「お湯熱くない？大丈夫？」

志麻「うん…」

坂田「もー、そんな落ち込まんの。熱高いしお腹も緩いしで感覚鈍ってただけやし大丈夫やって」

お湯で流していると気分が悪くなったみたいで大きく背中が波打った。洗面器を差し出して背中をさすると何度か嘔吐いて吐き出した。吐いてお腹に力が入るから下すのも落ち着かないし、しんどそうやな。

志麻「はぁ、も、いい…。お腹いたい…(泣)」

坂田「あー、泣かんよ。泣いたらもっとしんどくなっちゃう。お腹冷えちゃったかな。着替えてリビング戻ろうか。うらさんが待ってるで」

オムツを履くか聞くと、小さく頷いた志麻くん。プライドよりもしんどさの方が勝ったらしい。

うらたぬき「おー、お疲れ。まーしぃ、お腹に湯たんぽ当てるよ」

坂田「眠そうやな。お風呂でも吐いちゃったし疲れたやろ。俺もうらさんもここにいるし、寝ていいよ」

目をつぶった志麻くん。ゆっくり寝られるといいな。

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