天月-あまつき- 喉風邪 ページ2
2.天月さいど
リビングでみんなで寛いでると、喉に違和感を感じて何度か咳払いをした。うらたさんにもらったのど飴を舐めたけどあんまり変わんなくて、さかたんに喉を見られて多分今日中に熱出るよって言われて。その言葉通り、夜中、強烈な喉の痛みとともに全身を寒気が襲ってきて、一人じゃ耐えきれなくてまふくんの部屋に入り込んだ。
突然入ってきたにも関わらず献身的に看病してくれてありがたい。まふくんが背中をトントンとしてくれてぐっすり眠れたんだけど突然背筋が凍るような寒気がして、まふくんにぎゅうっとしがみついた。
まふまふ「ん？どうした？」
天月「まふくん、寒い…」
まふまふ「あー、おでこ熱いわ。よいしょ。毛布かけてっと。どう？まだ寒気する？」
毛布をかけて背中をさすってくれる。だんだん寒気が落ち着いてきた。
天月「さっきよりまし…」
まふまふ「よかった。熱測るねー」
脇がひんやりとする。どうやら40℃近く出ているらしくて、半強制的に病院に連れていかれることになった。
あれ、ここどこだろ…。揺れてる？
天月「まふくん、ここ、どこ？」
まふまふ「車。病院向かってるよ。気分悪くなっちゃった？」
天月「んー、わかんない…。ねむ…」
まふまふ「声出しづらそうだね…。寝ていいよ。病院着いたら起こすね」
膝枕の状態で寝返りを打ってまふくんのお腹に抱きつくと、ふわふわと頭を撫でてくれた。
次に目が覚めたのが…病院？目を開けると見慣れない天井があった。
センラ「目覚めた？ここ病院。扁桃炎やって。熱下がらへんな。しんどいなぁ」
おでこに触れて苦い顔をする。ひんやりとした手が気持ちよくて、目をつぶった。
天月「げほっごほっ…。ゲホゲホっ」
咳のしすぎで喉が苦しくなって目を覚ますと、坂田がいた。いつの間に部屋戻ってたんだ…。
坂田「あ、目覚めちゃった？」
天月「喉、痛い…。苦しい…」
坂田「ずっと咳出てるもんなぁ。起き上がってみる？」
うらたさんに手伝ってもらって起き上がる。背中をさすられて、少しだけ息がしやすくなった。
天月「ちょっとは…。らく…」
坂田「ん。よかったよかった。ずっと俺ここにいるからね。おやすみ」
坂田の優しい声を最後に、意識を飛ばした。
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はるか(プロフ) - 雪奈。さん» 喜んでいただけてよかったです！こちらこそリクエストありがとうございました！ (2021年9月4日 10時) (
レス) id: 4a448747c0 (このIDを非表示/違反報告)
雪奈。(プロフ) - ありがとうございます。はるかさんの作品、本当に大好きで、ほぼ毎日読ませてもらってるので、まさか、リクエストにお応えして頂けるなんて、、本当に嬉しいです。本当にありがとうございました。 (2021年9月4日 3時) (レス) id: 22508e3ed0 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 雪奈。さん» ありがとうございます！最近更新が滞ってしまいすみません…。頑張って書き進めているのでしばらくお待ちくださいm(_ _)m (2021年9月1日 18時) (レス) id: 4a448747c0 (このIDを非表示/違反報告)
雪奈。(プロフ) - ありがとうございます。やっぱり、弱ってるうらたん可愛いです(笑)続き、楽しみにしてます。主さんのペースで頑張って下さい。 (2021年9月1日 13時) (レス) id: 22508e3ed0 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - ましゅまーろさん» リクエストありがとうございます。書かせていただきます！色々調べながら書いているので中の人は語彙力皆無です（） (2021年4月2日 20時) (レス) id: 5b4a3ec6d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこれいと | 作成日時：2020年7月11日 9時
