天月-あまつき- 喉風邪 ページ1
1.まふまふさいど
天月「んっ、ん��ん��っあー、あー…」
センラ「天月くんどうしたん？」
天月「なんか、のどイガイガする…」
うらたぬき「ほい、のど飴。なめな？」
天月「ありがと…」
喉の調子が悪いみたいで何度も咳き込むあまちゃん。うらたさんからのど飴をもらったけどあんまり良くならなかったみたい。
天月「あんま変わんなかった…。ゲホゴホっ」
坂田「ほんまやね。ちょお喉見してみ？」
あーって口を開けてさかたんが喉を見る。シュールな光景だ。さかたんによると喉が赤くなってるから今日中に熱が出るかもしれないと。マジかぁって落ち込むあまちゃん。その姿はいつも通りだけどちょっと声が掠れている。
まふまふ「ちょ、あまちゃん！？って、体あつ！どんだけ熱あるんだ…」
そして夜中、僕の部屋にふらふらと入ってきて倒れ込んだあまちゃん。触れた体が驚くほど熱くて、看病セット取ってきますと置き手紙をして部屋を出た。
まふまふ「あ、さかたん」
坂田「あまちゅ熱出たやろ？これ持ってき」
まふまふ「ありがとう。さすが看護師免許持ってるだけあるね。すごいわ」
えへへって照れ笑いするさかたん。おやすみって手を振ってお互いの部屋に戻った。
まふまふ「ごめんねー、ちょっとヒヤッてするよー」
体温計を脇に挟む。冷たくてびっくりしたのか、あまちゃんが目を覚ました。
天月「ん、まふくん…？」
まふまふ「うん。ごめん、起こしちゃったね。熱測ってるだけだから寝ていいよ」
はーいって目をこしこしとこすって目をつぶった。
なかなか体温計が鳴らなくて嫌な予感がしていると測定終了の音が鳴った。そこには38.7℃。ほとんど39℃だ。手を握るとまだ冷たかったので毛布をかけて、コップにOS-1を入れたり洗面器にビニール袋をかけたりした。
天月「ゲホッげほっごほっ」
さっきから何度も咳き込んでいる。背中をさすっても治らない。息苦しかったみたいで、起きてしまった。
天月「げほっ、まふくん、くるしい…」
まふまふ「しんどいね。僕に合わせて息してみて？吸ってー、吐いてー、そうそう上手。もう一回。吸ってー、吐いてー…。どう？」
天月「はぁ、さっきよりは、楽…。横になると咳止まんなくなる…」
まふまふ「ん。じゃあおいで？ギュってしてあげる」
胡座をかいてそこにあまちゃんを座らせて、背中をさする。赤ちゃんをあやすみたいに体を揺らしていると、肩に重みがかかった。ようやく寝れたみたい。よかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 72人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はるか(プロフ) - 雪奈。さん» 喜んでいただけてよかったです！こちらこそリクエストありがとうございました！ (2021年9月4日 10時) (
レス) id: 4a448747c0 (このIDを非表示/違反報告)
雪奈。(プロフ) - ありがとうございます。はるかさんの作品、本当に大好きで、ほぼ毎日読ませてもらってるので、まさか、リクエストにお応えして頂けるなんて、、本当に嬉しいです。本当にありがとうございました。 (2021年9月4日 3時) (レス) id: 22508e3ed0 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 雪奈。さん» ありがとうございます！最近更新が滞ってしまいすみません…。頑張って書き進めているのでしばらくお待ちくださいm(_ _)m (2021年9月1日 18時) (レス) id: 4a448747c0 (このIDを非表示/違反報告)
雪奈。(プロフ) - ありがとうございます。やっぱり、弱ってるうらたん可愛いです(笑)続き、楽しみにしてます。主さんのペースで頑張って下さい。 (2021年9月1日 13時) (レス) id: 22508e3ed0 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - ましゅまーろさん» リクエストありがとうございます。書かせていただきます！色々調べながら書いているので中の人は語彙力皆無です（） (2021年4月2日 20時) (レス) id: 5b4a3ec6d8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちょこれいと | 作成日時：2020年7月11日 9時
