ひきこもりでもシェアハウスしたい！パート１

luz お腹の風邪 ページ10

3.luzさいど

うるさいアラームを止めて起き上がると一瞬目眩がした。数分経っても治らなくて、頭もボーッとしてくる。

しばらくすると目眩は落ち着いたので眠い目をこすって部屋を出た。すると、隣の部屋のまふくんと鉢合わせ。顔色悪いよと言われたのでボーッとするって言ったら熱あるねって言われて部屋に戻された。

その後は吐いたり下したりで…。熱も下がんないしってことでそらるさんの車で病院に行くことになった。

医者「luzさーん、診察室どうぞ」

お医者さんに呼ばれて立ち上がる。でも、体に力が入らなくて倒れそうになった。

そらる「おっと危ない！怪我なくてよかった。このまま抱えていくね」

抱っこのまま行ってくれる上に怪我の心配まで。この人はどこまで優しいんだ。

そらる「失礼します」

医者「辛そうですね。ベッドでの診察にしましょうか」

横の方にあったベッドに横になる。睡魔が襲ってきて、先生の声に答えることもできず眠ってしまった。

そらる「…す、luz、」

luz「んんっ…。そらるさん？」

そらる「うん。よく寝てたね。お腹の風邪だって。点滴終わったし帰ろうか」

luz「まふくんは…？」

そらる「車取りに行ってるよ。よいしょっ。ちょっと揺れるけど酔ったら言ってね」

点滴の効果かそこまで吐き気も腹痛もなくて、車まで酔わずに行けた。帰りも酔わないといいな。

そらる「お待たせ。車動かしていいよ」

まふまふ「はーい。luzくん、なんかあったら言ってね」

丁寧に運転をし始めるまふくん。車の揺れが心地よくて、いつの間にか眠っていた。

次に目が覚めたのが自分の部屋。横を見ると、うらたんがパソコンとにらめっこしてた。

うらたぬき「あ、luz起きた？なんか食べられそう？」

luz「ちょっとなら…」

うらたぬき「ん。わかった。そらるさんに頼んでくるから待てる？」

小さく頷くと、くしゃりと頭を撫でて部屋を出て行った。ちっちゃいのにイケメンだな。←

うらたぬき「ほい、ただいま。寝れない？」

luz「うん。寝すぎた…(笑)リビング行きたい」

うらたぬき「わかった。支えるからゆっくりね」

そっか。うらたんちっちゃいから俺の事運べないんだ。(2回目)

文字数危ないので次行きます！

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