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そらる A型インフルエンザ ページ37

2.そらるさいど

真夜中の丑三つ時とかいう時間帯に目が覚めた。体が熱い。でも芯の方はめちゃくちゃ寒い。頭は痛いし咳は止まらないしで体調不良を自覚すると急に部屋に一人でいることが寂しくなって、迷惑なのは百も承知だけど、まふまふにLINEをした。

LINEを送った10分後に来てくれたまふまふ。自意識過剰かもしれないけど、愛されてるなって思った。まふまふが部屋に入ってすぐ、あまりにも俺の顔色が悪かったみたいで、看病セット取ってくるって部屋から離れそうになった。

寂しい…。そう思ってまふまふの袖を掴む。はいはいって困った顔をしながら、ぽちぽちとスマホをいじりだした。そんな姿をボーっと眺めてたらだんだん眠たくなってきて、閉じてくる瞼に従って目をつぶった。

次に目が覚めたのが朝日が昇り始めた頃。人肌恋しくなって手を伸ばすと抱きしめてくれるまふまふ。心地よい揺れと背中への振動で気づくと眠っていた。

どれくらい寝ていたんだろう。ズキズキと頭と関節が痛んで目を開ける。背中がゾクゾクするからまだ熱上がってるんだろうな。

坂田「あ、目覚めました?」

そらる 「坂田、頭痛い…。なんか、関節キシキシする…」

坂田「まだ寒気します?落ち着いてるなら冷えピタとか持ってきますけど」

そらる 「まださむい…。もうやだぁ…」

坂田「ちょっと熱測りますね?」

脇に体温計を挟まれる。めちゃくちゃ冷たい。熱上がってんだな…。

坂田「あー、こりゃしんどいわ。ちょっと病院行きましょ?ここまで高いと流石に心配」

一体何度なんだろう。坂田が断固として体温を言わないから気になるけど、聞いたら余計に辛くなりそうだから聞かないことにした。

センラ「はい、来たでー。そらるさん保険証どこにありますか?」

そらる 「さいふのなか…」

ちょっと物色しますねって財布の中を探すセンラさん。未だに寒気はするし頭も関節も痛いしで横になってるだけでしんどい。ちょっと動くだけでも体が痛くなるから寝返りも打てなくてうーうー唸ってたら坂田が抱きしめて背中をさすってくれた。こいつスパダリすぎんだろ。

センラ「車用意するから待ってて」

坂田「りょーかい。そらるさん、背中毛布かけますね」

坂田がなんか喋ってるけど熱のせいで何も頭に入ってこない。肩口に頭をぐりぐりすると、優しく撫でてくれた。

病院に着いて診察されて薬局で薬を買って。その間俺はずっと眠っていたらしい。自分の部屋でインフルだったって言われた。

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ちょこれいと - ぶっちーさん めちゃくちゃ待たせてしまってごめんなさい。゜(´∩ω∩`)゜。課題に追われてて…。更新も頑張ります! (2020年6月4日 18時) (レス) id: 5bd17d09cc (このIDを非表示/違反報告)
ぶっちー(プロフ) - 更新停止じゃなくて良かったです(´;ω;`)楽しみにしてました!これからも更新頑張って下さい!! (2020年4月16日 21時) (レス) id: 29621b88aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちょこれいと x他1人 | 作成日時:2019年12月12日 17時

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