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伊野尾くんの身体から離れて
腕を掴んで立ち上がらせた。
高「伊野尾くん、ちょっと来て」
伊「やだ、」
伊野尾くんに拒絶されるのが悔しくて、
高「いいから来い」
自分でも驚くくらい怖い声が出ていた。
やべ、
伊野尾くんを見ると
案の定ボロボロ涙を流している。
高「あぁ、もう、泣かないで伊野尾くん」
俺が君を泣かせるのは辛すぎる。
高「いいから、ね？来て？
ふたりで話したいの、お願い」
今度はできるだけ優しく。
伊野尾くんはゆっくり頷いてくれた。
空き室に入って伊野尾くんを座らせる。
高「伊野尾くん」
伊「…なに」
俺が何も言えないでいると
伊野尾くんはそそくさとドアの前に立ち
帰ろうとしたから、
高「伊野尾くん、！」
大きめの声を出して引き止めた。
伊野尾くんはﾋﾞｸｯとまた肩を揺らすから
高「怖がらないで、」
伊「別に怖がってない」
伊野尾くんの声は震えていた。
「伊野尾くん聞いて」
俺は謝った。
これでもかってくらい謝った。
伊野尾くんが自分を避けるのが嫌で。
自分が何を言ったかも覚えてない。
はっと気づいた時にはもう遅かった。
伊「っ…高木は何も分かってない！
高木の馬鹿野郎っ！！」
伊野尾くんが俺に向かって叫んだ。
俺、何か間違ってた…？
ｶﾞﾁｬｯ
と音がなって前を向く
高「伊野尾くん、待って！」
俺の手は宙を舞う。
遅かった。届かなかった。
また、
伊野尾くんは飛び出していってしまった。
高「…くそ、」
俺はひとり残された空き室で
へたり込んだ。
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# 白米帝王 #(プロフ) - evenさん» コメントありがとうございます！楽しんでもらえて嬉しいです^^*漢字指摘に関しては次の投稿で話させていただきます>< (2017年3月17日 21時) (
レス) id: 514ca8b1fc (このIDを非表示/違反報告)
even(プロフ) - メンバーの個性がちゃんとでてて、楽しいです。ただ やぶちゃんの漢字が違うのが、気になります。これからも楽しみにしています。 (2017年3月17日 21時) (レス) id: c5747b55d7 (このIDを非表示/違反報告)
# 白米帝王 #(プロフ) - かりんそさん» はじめまして！レス遅れてしまいごめんなさい。コメントありがとうございます！全く更新出来ていなくてごめんなさい…今から更新します！これからも応援よろしくお願いします^^* (2017年3月17日 6時) (レス) id: 514ca8b1fc (このIDを非表示/違反報告)
かりんそ - はじめまして！いつも楽しませてもらってます！あー続きが気になります！笑更新大変だとは思いますが、頑張ってくださいねー！次の話も期待してます（≧∇≦） (2017年3月10日 23時) (レス) id: e5df907bde (このIDを非表示/違反報告)
# 白米帝王 #(プロフ) - 伊吹さん» だいぶレス遅れてごめんなさい！コメントありがとうございますっ、長らくお待たせしました><更新頑張ります！ (2017年2月20日 0時) (レス) id: 326d1c58b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：# 白米帝王 # x他1人 | 作成日時：2016年12月27日 23時
