やかましさレベル3 ページ4
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in 保健室
奈「にしても珍しいねー、Aって鼻血出にくい体質じゃなかったっけ？チョコでも食べ過ぎたか？」
『いや、これは…』
私は先程の出来事を奈々美に伝えた。
『とまあ、こういう事があってさ…』
奈「えああああああああ？！？！」
『？！』
伝えるや否や、奇声を発する奈々美。
とうとう頭でもおかしくなったのか…？
奈「えっ、その髪の毛赤く染めた人ってもしかしてキヨ君じゃない？！」
『キヨ…？』
ああ…確か教頭先生がキヨと叫んでた気もする。
『あぁうん、そうかも』
奈々美は興奮気味でまくし立てる。
奈「ねえ待ってもしかしてあんたキヨ君のこと知らない？？ねえ知らないの？！」
いや知らねえよ…まだ同級生全員の名前覚えてないし。
奈「キヨ君を知らないとかA！！あんた１学期の間何してたのーーー！！」
『は、はあ…とりあえず奈々美、熱でも計った方が』
奈「あのねえキヨ君は女子から物凄い人気なんだよ！！そりゃもう少女漫画みたいに言うなら、“学園の王子様”だよ！！！」
『へえ…』
奈「しかも学園の王子様はキヨ君だけじゃないの！あのね、キヨ君といつも一緒にいる３人の男の子がいるんだけどね、えっとね」
『とりあえず奈々美、落ち着いて…』
あまりに興奮しながらまくし立てるせいで奈々美まで鼻血が出そうになっていた。
奈「とまあそんな感じでね。その人たち4人組のことを『最終兵器俺達』って言うんだけど…」
なにその必殺技みたいな名前…
奈「んで、その最終兵器俺達を追っかけてるファン的な女子たちは『最俺ガール』って呼ばれてるんだよ」
追っかけまであんの？！
『なんか私、新学期早々ものすごい人と関わっちゃったみたい…？』
奈「そうなのよ〜！Aったらラッキーすぎ！！普段は囲いの女子が多すぎて、私達凡人が関わるチャンスなんて滅多にないんだから！」
へ、へえ…
なんか平穏とは程遠い人達なんだね…
まあ、私たちと関わる機会は一生無さそうな人達だね。
住んでる世界が違うっていうか。
それに関わったら私の平凡ライフに傷が付きそうだし…
今朝のことは悪い夢だったと思って、忘れることにした。
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彩和 もい(プロフ) - 更新頑張ってくださいヽ(*´∀｀)ノ (2018年2月20日 12時) (
レス) id: cf97d4a08d (このIDを非表示/違反報告)
たんさん - つきなさん» 面白いです！好きです！！更新頑張って下さい！！！応援してます！ (2018年1月20日 15時) (レス) id: d53bb8243c (このIDを非表示/違反報告)
つきな(プロフ) - yasetaiさん» えええ、ほんとですか…？！そう言ってもらえると力になりますありがとうございます；；頑張っていこうと思います！ (2018年1月5日 16時) (レス) id: 2e285cceec (このIDを非表示/違反報告)
yasetai - やばいですめっちゃ好きです！更新頑張ってください！！ (2018年1月5日 15時) (レス) id: 071f62e8cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つきな | 作成日時：2018年1月3日 9時
