102 ページ4
宿「もう良い。ほれ、目を開けろ。」
そっと目を開けると。
「！！」
空に浮いていた。隣には宿儺が。
宿「これは１２年後の世界。みらいだ。」
『未来・・・？』
宿「未来の人間にわし達は見えぬ。ほれ、そこを見てみろ。」
青いセーラー服に身を包み、色白で真っ黒な髪に桃色の大きな目。
大人っぽい雰囲気を纏っているが、まだ少し顔立ちは幼い。
私の中学時代にそっくりな女の子。
『私の・・・娘・・・？』
お腹をそっと撫でる。
生まれてくるのは女の子なんだ・・・
宿「ほれ、お前の男だ。」
女の子が入った家の庭に、紅白頭の大人になった轟が。
轟「おかえり、桜。」
さくらというのね・・・
でも、父親に話しかけられたはずの桜はどこか怯えている。
ほんの少しだが嫌悪感も感じられた。
・・・何かあったのかしら
不思議と見つめていると、宿儺が指をパチリと鳴らした。
パッとあたりがくらくなる。
宿「夜にした。ここが問題だからだ。」
私は轟と桜の住む部屋に入る。
そこで衝撃的なものを見た。
ベットの上で、絡み合う2人の男女。
桜「やめて・・・お父さん・・・」
轟「ハアッ・・・A・・・・！！」
轟は血の繋がった自分の娘と、淫らな行為をしていた
宿「ほれ、言っただろう。この小娘はお前に瓜二つなんだ。お前に死ぬほど執着した男が執着した女のこども、しかも瓜二つときたものだ。・・そうなればこうなるのは目に見えておろう。」
『ーーーーーっ！！！！』
迂闊だった。
どこまでこいつは・・・・！！
だめだ。
この子は私が育てる。
恵くんにいうしかないんだ。
ああ。
本当にどうしてうまく行かないのかしらね。
世の中って。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 125人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユイト - 面白くてドロドロしてて好きです！ (12月12日 17時) (
レス) @page5 id: 716b2fccf8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずな - 続き気になりすぎます！更新待ってます！ (9月22日 6時) (レス) @page5 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
寝子／猫 - あぁぁぁぁ！続きが気になるぅぅ！！ (9月17日 1時) (レス) @page5 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇姫 - 貴方神ですか？そうじゃないとこんな傑作作れませんよね？そうですよね？（圧） (5月22日 21時) (レス) id: 248871b3e8 (このIDを非表示/違反報告)
ギデ - 続きが気になるぅぅ！更新、楽しみにしてます！ (2023年1月7日 17時) (レス) @page5 id: ec1da85f81 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：モッピーガチ勢 | 作成日時：2022年6月25日 18時
