ぎゅっ。 ページ9
たなかさいど。
北「じゅり、じゅいぃ、」
「んふ、なんだよ」
北「ぎゅ、っ」
「もうしてんじゃん…まださむい？」
北「さむぃ、」
「布団で横になるか？」
北「んーん、だっこ、」
じゃあ、とソファにあったブランケットでさらにぐるぐるに。
北「わぁ…ほくまきまき、ぃ！」
さっきの北斗とは全く別人で、きゃはきゃは笑ってる。笑
「なんかテレビみるかー」
ぐるぐる巻きにされたいつもよりかなり厚くなった身体を持ち上げて膝に座らせる。
北「んーん、ぎゅー、なの、…」
あらら、違ったぽい。
俺の背中に手を回して腹にぐりぐりしてくる。
ん…？
「お前熱ある？」
ほんのちょっとだけど、あったかい気がする。
ちょうどテーブルにあった体温計をとって北斗の脇に挟む。
北「冷た、ぁっ、」
「ごめんごめん笑」
でもご機嫌だな。
結構体力使ったと思うけど、
ぴぴっ
「んー…37度、微熱だな、」
布団で休ませたいけどそれはこいつは嫌がるだろうし、
まあこのままいるのも悪くないか、
「ほくと、これちょっと苦しくないか？」
北「んん、ぐるぐるはずす、」
「だな、笑 ほくと、いくよっ、くるくるー」
北「わぁっ、くるくる…、！」
よかった、楽しそう笑
くるくる外したら北斗をまた抱きしめて巻いていた2枚を北斗の身体にかける。
「ほくと、まださむい？」
北「ちょっとだけ、」
まじか、また熱上がんのかなぁ、
「お布団はやだ？」
北「ん、やだなの、じゅりがいいの、！」
「んふ、じゃあじゅりがあっためてあげようかなぁ、」
北斗が潰れない程度で、思いっきりぎゅーっとだきしめる。
北「わわ、…じゅり、あったかぁい、！ほくもぎゅーする、！」
ふたりでぎゅーってし合ってるとほんとにあったまったのか、疲れたのか、気づいたら北斗は夢の中。
和室に寝かせて、そのすぐ側にある机で仕事をする。
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このページは多分ふわふわで可愛いほくちゃんとそれにでれでれなじゅったんが書きたかっただけです笑笑
ほくじゅりばっかで申し訳ないです🙏🏻
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作者名：ほくぴ | 作成日時：2022年1月15日 19時
