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こーちさいど。
そうこうしていると、京本と慎太郎、そして北斗を抱っこした樹がおりてくる。
樹「ほくと、ごはんたべれそ？」
北「んーん、じゅい、ぎゅっ…」
樹「はいはい、ぎゅー」
今日の北斗は甘えん坊ちゃんだな？
ふたりの会話に少し不安。
いつもより甘えたさんだし多少の体調不良では薬のために、と無理矢理にでも食べようとするのに。
だとしたら少し心が不安定なのかな…
北斗は心の元気がない時はほとんどご飯を受け付けなくなるから。
とりあえず3人に朝ごはんを出して、
慎「ねぇ、ほくと今日行けない？」
「んー、ちょっと無理そう。」
ジ「俺、ほくちゃんの分までちゃんと勉強してくる！！」
大「いやいやそこは遊んでくる、でしょ！学校なんて遊ぶ場所なんだからな？」
慎「そーだよ、ジェシー！」
ジ「ahaha！そーだったぁ！遊んでくる！！」
可愛いやつら…なんだけど、
なんだか色々間違えてるとは思うけど楽しそうだからいいやぁ…
そしてやっぱり北斗が気になって、
いまだにぎゅーし続けるやつらの元へ。
「ずっとぎゅーしてんね？笑」
樹「北斗がしたくなくなるまでするもんな？」
北「ぎゅーするの、」
樹「もうしてんじゃん。」
北「ん、」
なんだよ朝かららぶらぶだな…
あ、じゃなくて！！
「ほくと体調どー？」
北「…だいじょーぶ、」
絶対嘘だよね。
樹「お前全然大丈夫じゃないだろうが。」
樹が北斗を小突くまねをする。
ほら。どう見ても大丈夫じゃないからね。
まあなんと言ってもこの子はいつも我慢をする。
どんなときでもだいじょーぶのひとこと。
ほんとに信用なんないよ、北斗のこの言葉は。笑
まあそんなのわかり切ってたから樹に聞いたつもりだったんだけど笑
樹「こいつさっきも大丈夫つったけどめっちゃふらふらしてんの、」
「んー…ほくと、今日はお休みしよ？」
北斗がこくんと頷いたのを見て頭を撫でると嬉しそうに少しはにかむのが見えた。可愛いやつだな。
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作者名：ほくぴ | 作成日時：2022年1月15日 19時
