本音 5 荒北 ページ10
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向かった場所は小さい頃から大好きだった公園。
雨はまだ降り続いていたけど、誰もいない公園のブランコに腰を下ろす。
お母さんに怒られたとき、友達とケンカしたときにはいつもこのブランコに一人乗っていた。
いつだったかな。今日みたいに泣いてたとき。
あのときは、荒北が傘をさして「何してんだヨ。」と、手を差し出してくれたんだっけ。
『来てくれるわけ』
なんてない。逃げてきたのに、アイツから逃げてきたのに、
『なんで…………期待しちゃうの……』
流れる涙は頬を伝って雨と一緒に流れていく。
･
…………雨が当たる感触を俯き感じていると、ふと、その感触がなくなった。
そして。
荒北「何してんだヨ。こんなところで。」
そこには傘をさし、あのときと同じように手をさしのべる
『あ………荒………き…た……』
びちゃびちゃに濡れた、荒北だった。
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まいﾀｹ(プロフ) - 荒北さんかっこよすぎです！がんばってください！ (2014年12月19日 17時) (
レス) id: 236e3724dd (このIDを非表示/違反報告)
玻璃 (旧:黒覇)(プロフ) - 麦奈♪さん» コメントありがとうございます！！更新頑張ります(*^-^*) (2014年12月8日 18時) (レス) id: b51c141f51 (このIDを非表示/違反報告)
麦奈♪(プロフ) - すごくよかったです！更新がんばって！ (2014年12月2日 3時) (レス) id: 95c08dc47a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玻璃 | 作成日時：2014年11月19日 21時
