本音 2 荒北 ページ7
午後の授業をサボり、帰宅を知らせるチャイムが響いた。
『そろそろ戻ろっと。』
立って伸びをしてため息をつく。
『素直になれない。のかな。』
理由なんて分からない。ただ、不器用なだけなのかな。
言ってみたい。
『好･き。』
アイツに言えたらどんだけ楽になれるのだろう。
？「誰のことが好きなのｫ？バァカチャン？」
ドアの方を見ると今来たのか、荒北がニヤニヤしながらこちらを見ていた。
『何でここに？』
荒北「こっちのセリフだバァカ。」
ﾁｯと舌打ちをすると私のいる方へ歩いてきた。
そして。
荒北「お前が誰を好きになってもそんなんじゃ誰も好きになんかならないんじゃナァイ？」
嘲笑いながら見下す彼の目は本気だった。
本当にそう思っているような、そんな目をしてた。
荒北「お前みたいなヤツが恋なんで出来るわけねェだろwwバカだろ？バァカwww」
うるさい。耐えろ。目頭が熱くなって涙が溜まるのが分かる。
泣きたくない。泣きたくない。
コイツは………本当にそう思ってるの………？
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まいﾀｹ(プロフ) - 荒北さんかっこよすぎです！がんばってください！ (2014年12月19日 17時) (
レス) id: 236e3724dd (このIDを非表示/違反報告)
玻璃 (旧:黒覇)(プロフ) - 麦奈♪さん» コメントありがとうございます！！更新頑張ります(*^-^*) (2014年12月8日 18時) (レス) id: b51c141f51 (このIDを非表示/違反報告)
麦奈♪(プロフ) - すごくよかったです！更新がんばって！ (2014年12月2日 3時) (レス) id: 95c08dc47a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玻璃 | 作成日時：2014年11月19日 21時
