嫉妬 4 荒北 ページ16
荒北「さっすが主人公チャァン話が合うねェ？」
『半端で荒北の彼女やってないからねぇ？』
誰もいない校舎に、二人の笑い声が響く。
下駄箱の段差に腰を下ろし、
笑い終えて一段落すると、先に口を開けたのは、私だった。
『でも、今回お互いの気持ち知れてなかったってことだよね。』
まぁなァ。と、荒北は軽く返事をした。
すると、急に視界が反転して、荒北越しに天井が見えた。
『おっと！なんだよ急にー！』
荒北「…………床ドン？」
真顔で答える辺りが少々怖いが、荒北はじっとこちらを見たままだ。
荒北「主人公チャンと、俺の心はお互いに知らなくても、今だったら分かるんじゃナァイ？」
分かるよ。痛いほどに。そう答えると荒北は、
荒北「さっすがァ」
と、鼻で笑うと私の首筋に跡をつけるくらい強くキスをした。
荒北「ハッ。主人公チャン首筋へのキスの意味、知ってる？」
ニヤッと笑う荒北に、首筋にキスを仕返して、
荒北「上出来。」
そういうと、また顔を近づけ、
荒北「愛してンヨ。」
と、呟くと、今度は唇に深くキスをした。
･
首筋へのキスは"執着"。
唇へのキスは"愛情"。の印。
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まいﾀｹ(プロフ) - 荒北さんかっこよすぎです！がんばってください！ (2014年12月19日 17時) (
レス) id: 236e3724dd (このIDを非表示/違反報告)
玻璃 (旧:黒覇)(プロフ) - 麦奈♪さん» コメントありがとうございます！！更新頑張ります(*^-^*) (2014年12月8日 18時) (レス) id: b51c141f51 (このIDを非表示/違反報告)
麦奈♪(プロフ) - すごくよかったです！更新がんばって！ (2014年12月2日 3時) (レス) id: 95c08dc47a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玻璃 | 作成日時：2014年11月19日 21時
