4人の幼なじみ【歌い手】

in 教室 ページ29

Aside

早く来たから、クラスメイトは誰もおらず職員室にも先生はほとんどいなかった。

私とセンラが1番のりです！

貴方『1番のり〜！』

セ「そんな喜ぶん？笑」

貴方『だって教室に1番最初に入るのなんかカッコいいじゃん！笑』

セ「なんやそれｗｗ」

さっきあんなことがあったのに、普通に喋れてしまうことに疑問は抱かなかった。

私たちは席が前後のため自分たちの席に座った。

貴方『センラ、わからないところどこ？』

セ「こことここや」

貴方『そこね！じゃあ教える！』

教えてる最中センラはうんとかなるほどとしか言わず私の顔をめっちゃ見てくる。

貴方『センラ、話聞いてる？』

セ「きいてるでー」

貴方『私の顔ずっと見てたでしょ？』

セ「あれま、そんなことしてたっけ？」

貴方『してたよ！！』

セ「Aちゃんたら、嫌ですわ」

貴方『いや、だれぇぇぇぇ』

「『ｗｗｗｗｗｗｗｗｗ』」



セ「A？」

貴方『ん？』

セ「俺がほんまに授業分からんと思てる？」

貴方『ちょっと意外だなって思ったけど、別に変には思ってないよ？どうして？』

セ「センラはAが好き。周りにはライバルがおる。２人で学校に来た。２人の空間ができるようにした。……お分かり？」

貴方『え？センラ？』

気付いた時にはもう遅かった。

私の目の前には黄色に輝く瞳。ツヤツヤは肌。キラキラ輝く金色の髪があった。

私今、センラにキスされてる？




？「なにしてんの…？」

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